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2023年06月14日19:51

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旧高松藩主菩提寺で参拝、紫陽花を愛でる。そして、うどん列伝☆ファイル398 昔ながらの商店街にある製麺所。

夜のミニシアターとうどんから一夜明けた小雨の休日は参拝と紫陽花を目的に高松市仏生山町に向かいます。


そこは、竜雲うどんの時に訪れた約12年ぶりの仏生山・來迎院・法然寺。
言わずと知れた旧高松藩藩主・松平家の菩提寺です。
今日は竜雲うどんでは、食べません。
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まず、竜雲うどんの背後に見えるのが黒門。この門から先が極楽浄土だとして、古来特別な門とされてきました。珍しい黒塗り門に藩窯・理兵衛焼の柿釉風瓦が映えます。現在の門は再建によるもの。
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では、また回れ右して仁王門へ!
左右から睨みをきかせる一対の金剛力士像は1674年の作。
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門をくぐると万灯籠が参道両脇を埋め、極楽浄土へと伸びる一本の道が見えて来ます。
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脇に咲く紫陽花がとてもきれいで思わずパシャパシャ📸
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振り向くと仁王門と五重塔が見えます。
五重塔建立は初代藩主の悲願であり、340年を経て2011年に完成。
法然上人800年、親鸞聖人750年大遠忌を記念して、現代の匠たちの技が結集した傑作だそうです。
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鐘楼門をくぐって苔むした石段を登ると・・・
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来迎堂。
参道石段の終着点であり、極楽浄土であるとの事。
お堂に祀られている二十五菩薩が楽器を奏で、天に舞い、浄土からのお迎えを体現できるのだそう。
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左奥には般若台。
歴代藩主ら松平家一族が眠る仏生山山頂の墓所。
200基以上の墓が建ち並ぶ様は壮観です。ふだんは非公開で藩主各ご命日のみ公開(年10日あり)。
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では五重塔周辺まで下りて・・・
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涅槃門をくぐります。
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正面に現れるのは、三仏堂。
洞内では本尊の三仏(阿弥陀・釈迦・弥勒)が古くから知られる「讃岐の寝釈迦」を見守る世にも稀な涅槃図を実物大に立体化した涅槃世界が広がっているとのこと。
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右手側には忠学上人堂。
第八世住職忠学上人には、お産で苦しむ女性を次々と救う不思議な力があったそうで、以来、安産祈願のお堂としてお守り札授与が続いています。
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最後に本堂に繋がる木宝門をくぐり、まず左手に見えるのは弘法大師堂。
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お堂脇にある出世大黒天には金がペタペタ?
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本堂。
「法然上人一刀三礼の秘仏」と伝わる本尊が内陣厨子内に祀られています。
諸行事の舞台として親しまれている建物で1911年の再建です。
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本堂の前にもいろんな色に染まった紫陽花があって、目を楽しませてくれます。
なっている実は梅かな?
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さらに本堂から左手側を見ると三仏堂に続く廊下と五重塔が趣あります。
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右手側には、書院。
ここから350円で書院、寺宝展示室、本堂、三仏堂の中の貴重なものを拝観できます。
寺務所で申し込みが必要。
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寺務所にて今回は、御朱印(300円)のみの申し込みとします。
書置き系の大判の特別御朱印はない様で、マイミクさんから頂いた立派な御朱印帳はお預け!
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今回は、その場で書いて頂く昔ながらのものを黒猫御朱印帳で頂きましょう。
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記帳して頂いている間におみくじ(100円)も引いてみます。
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結果は四十六番大吉。「心を固く持って、一時の不運に慌て騒ぎ心迷うてはいけません。本業をよく守って静かに時が来るのを待ちなさい。開運疑いありません。」とのこと。心を大きく持ちたいと思います。
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御朱印は女性の方が書いてくれましたが、寺院らしい力強いもの!仏が生まれた山と言う山号に改めて凄さを感じました。
次回は、「さぬきの寝釈迦」を始めとした貴重な寺宝をぜひ拝観させていただきたいと思ってます。
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帰りに観るグラデーションが効いたバラも神秘的。
最後に葵のご紋を目にして松平家菩提寺を後にしたいと思います。
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ランチにと思っていた“みんなの病院”近くにあるスパイスカレーで有名な「ヒッカリー」は臨時休業でしたあせあせ(飛び散る汗)

なので、昨日は夜うどんを食べたこともあり、今日も引き続き昼うどんとします。
選んだのは、ことでん仏生山駅近くにある「宮武製麺所」。
創業は1957年(昭和32年)で製麺卸から始まった老舗うどん店となります。
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お店の裏に5台程停められる庭があって、こちらのガクアジサイもキレイでした。
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店内に入ると口頭でうどんの種類を注文。今回は、かけうどん特大3玉(350円税込)とします。
同い年くらい?の女性店員さんがうどん玉を湯がいてくれて丼に入れてくれます。この間に練天(各110円税込)のエビ長天と牛蒡と人参の入った野菜丸天を皿にのせて、ミニお揚げ(60円税込)も別皿で取ってお会計!
値上げしたとはいえ、この内容とボリュームで計630円税込とは驚異的な安さ!
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出汁とネギと揚げ玉のトッピングをセルフで行い・・・
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着席。
麺は細目でいりこ出汁のスタンダードな讃岐うどん。
お揚げも甘辛く炊いていてて安心できるキツネうどんになりました。
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讃岐では練天(さつま揚げ)の事も天ぷらと言いますが、これが大人になってからますます好きになっていて、美味しくお手軽にタンパク摂取できることに感謝です。
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【2024年6月30日閉業】
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