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2023年03月06日13:03

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細坪基佳 コンサート2023 Over the Rainbow 〜七色の虹を越えて〜滋賀県守山市

フォト
北国の3月に春は来ませんが(byNSP)、近江古都の三月は和歌に詠まれている通りの穏やかな春の日、細坪さんの守山コンサートに行ってきました。優しい春の雨のようなしっとりとしたコンサートでした。
更に、コロナによる行動制限もそろそろ解いていい頃合いで、本当に久しぶりに「風来坊」「やさしさとして想い出として」をみんなで小声で歌えたこと、すごくうれしくて、ふきのとうの芽吹きを熱く感じました。
フォト←この細坪マスクも今回限りかも、って、マスク職人のMさん。ありがとうございました!

セットリスト

1春の雨
2北窓を開けて
3吹きすぎる風ばかり
4涙の後で
5雨の音
6赤い傘
7雨に濡れて
8ココナッツムーン
9旧友
10Heart of Gold
11.風来坊
12.ひとりの君へ 
13やさしさとして想い出として
14南風の頃
アンコール
15.白い冬
16メロディー

〇早春のアルペジオ
細坪さん、気のせいか調子はそんなに良くなさそうでした。でも控えめな歌い方が、憂いを秘めた歌詞世界にシンクロして、しっとりと染み渡る歌唱でした。
久保田さんは、コードで伴奏弾きながらメロディも弾くピアノ状態ギターで、コーラス入れるのも大変そうでした。でも決してギター1本になったからといってコード弾きだけにならないアンサンブル並みに前奏間奏後奏副旋律入れて、オリジナル音源に近い演奏するのは、さすがプロのお仕事だと思いました。
中でも「ココナッツムーン」のイントロシンセ、アコギで聞くと音色が美し過ぎて、うるうる;;
ここ数年、新作ソロアルバム中心の選曲だったり、妹尾さんの参加でニューエイジ的アレンジがメインだったりで、それはそれで「今」の細坪さんを堪能出来て心打たれましたが、このライブでは原点回帰を感じさせ、それが懐かしいというよりむしろ新鮮に思えました。
デビュー50周年を意識されているのか、ふきのとうが芽吹く早春だからなのか、とても優しい気持ちになれた曲群でした。
最後の曲なんだと思う?と問われ、みんなラスト定番の「春雷」と予想しましたが、「南風の頃」とのこと。むしろ会場が湧いたように感じました。
だって、何故かこの日、悲しみを包み込むような優しいぬくもりのある曲が聞きたい気分を、その場のみんなが共有してしまうライブだったからでしょう。
細坪さん、1月10日左腕骨折後、1月28日ネーチャーで無理されたのでしょうか。左手を握ることがまだできないそうです。 左腕が細くなってて、お労しい(涙)。リハビリにはまだかかるかもしれませんね。ゆっくり気長に治せば、またガンガンストローク弾ける日が来ますよ。

〇夢二の悪妻
良くわからなかったMC。「聖女のような清らかな女性もいいが、竹久夢二の妻のようなふしだらな不貞な女性もいいよね」って、細坪さんに同意を求められても困るよね?<久保田さん(笑)
そのあと、確か「次の2曲はそういうタイプの女性かもしれません」って、歌ったのが「雨の音」「赤い傘」?!ええ?どっちも清らかな女性に思えるけど・・・「雨の音」はそうじゃないの??
歌い終わった後、「僕の中ではこの2曲は、関西の女性をイメージしてます」ときっぱり。
キャー!細坪さんと目があったと勘違いおばさん達、みんな目をハートにして「私のことね」と舞い上がってました。
それを横目に、どうせアタシャ、東北のいなかっぺですよorz...。
細坪さん、東北の女のイメージなんか歌にしそうにないもんね。あるとしたら「君は人形」とか^^;
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〇涙の後で
ここのところ病気がちで、久々にやっとコンサートに来られたDさん。涙の後も先もないくらい泣いてました。
細坪さんのライブで明日を生きる勇気が湧いてきたようです。音楽の癒しの力ってすごいです。
ライブは本当に一期一会。今回、春の雨のように優しく癒してくれる細坪さんの歌を味わえて、守山まで行った甲斐ありました。

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終演後は、大阪D45でふきのとうやさだまさしさんを歌いまくり。
D45に来たのは中村さんを気長に待つ会以来です。
中村さんの追悼コンサートの情報もちらほら。
コロナと共に悲しみは去って、明るい兆し春の陽差し。
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