真冬のひまわりのように鮮やかにに揺れてる

lookin' for love

今建ち並ぶ

街の中で

口ずさむ

『ticket to ride』

あきれるくらい君へのメロディー

遠い記憶の中にだけ

君の姿探しても

もう戻らない

でも忘れない

愛しい微笑み

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



１２月はそんな歌で始まる。

これは２００５年１０月リリースの

Mr childrenの４枚目のシングル

「CROSS ROAD」の歌詞。

もう１７年も前の歌だ。


当時はありきたりな恋の歌と思って

あまり聞きもしなかった。

ドラマのタイアップもあって、

「売ろうとしてる歌」って言う印象が

強かったからだ。


それが昨夜のこと・・

今期初の積雪を見ながら、


「真冬のひまわりのように鮮やかにに揺れてる・・」


という歌詞を思い出し、

口ずさんでみたんだが、

涙が止まらなくなった。


歌詞のひとつひとつが共感できる。

無慈悲な過ちを許せずに

離れた最愛の人を思い続け、

それでも明日へ向かって歩みを進めなきゃならない・・・

そんな切ない思いと

明日への希望がこの歌には詰まっている。



誰かを愛することは素晴らしいことだ。

けれど・・・

共に未来へ歩めないこともある。

置かれている状況や

それぞれの生活。

過ちや過去。

そんなものに耐えきれなくて

離れてしまうこともある。


でも・・・

共に過ごした日々を

無かったことには

出来ないのだ。


その思いや

歩んだ日々、

その笑顔は、

鮮烈に記憶の中に

刻まれて

鮮やかに揺れ続けている。

二度と会うことができなくてもだ。


それでも・・・

ヒトは歩まなきゃならない。

昨日とは違う明日へ。



そんな事をこの歌で

再確認した１１月の最終日よね。


誰かの愛を求めて

彷徨う日々は

また

続くわけさね。