■3期目となった習近平主席 米国を抜く「社会主義現代化強国」を目指す
(Sirabee - 10月30日 20:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=7168514
この記事では米国の優位性が薄れて、中国が優位になる、と結論付けているがそれは疑問符が付く。と言うのも中国の重大な味方であるロシアが追い込まれているから。
米国の支援を受けるウクライナが攻勢を強める中、ロシア軍の総司令官に任命されたセルゲイ・スロピキンはロシア軍の戦略を全て見直し、必要とあらば女性の徴兵も行う方針なようだ。
ウ軍とロ軍の双方の戦死者を比較すると、圧倒的にロシアの死者が多い。
情報の精度は不確かだが、およそ10倍も差があるのだ。
第2次大戦でもソ連兵の死者はダントツで世界最悪だった。
これはいわゆる人海戦術で性能に勝るドイツ軍に対して、とにかく数を投入、銃弾が尽きるまで自国兵を殺させたから。そして今まさにウクライナに対しても同様の戦術で挑むつもりなのだ。
ロシア軍がハイマースの投入後、へルソン、ハルキウなど各所で次々と敗走しているのは連日伝えられているが、ロシアはこれに対し30万人を徴兵して前線に送る、と言う人海戦術を取っている。確かに迫撃砲の10倍以上の射程を持つハイマースは、1発の価格が桁違い。経済的に弱い国ならそれだけで白旗を掲げるだろう。
だが、ウクライナ軍を支えているのは米国だけではない。
イギリスもハイマースと同じ「M270」を射程も同じ80�匯斗佑鯆鷆，靴討い襦�
ドイツも防空支援を運び込んだばかり。
世界の最新兵器を前に人海戦術を行えば、いったいどれだけの犠牲者が出るのか？
そしてロシアの衰退は中国にとっては非常に頭が痛い問題だろう。
戦争開始当初こそロシアの味方をして、米国批判を繰り返したが、米国が軍事支援するや、瞬く間に戦局が変わり、ロシア軍が追い込まれる事態になった。
これを見て中国はロシア支援を諦めた。
この米軍の兵器の強さを見て、習近平は自国兵器に疑問を持ったのではないか？
何しろ中国の兵器の多くはロシアから購入し、それを模倣して作ったものだ。
そのロシアが兵力で圧倒的に劣るウクライナ軍にボロボロに敗れているのだ。
私が習近平の立場なら・・・そもそもロシア兵器は米国兵器と戦えるレベルなのか？を疑う。兵器と言うのは実戦投入しなければ真価はわからない。
そういう意味で世界一戦争をしている米国の兵器は信頼性が高いのだ。
習近平の心情を伺う事は難しいが、自分ならこうした疑念を抱いたまま、米国と敵対しようとは思わない。ましてやロシアが崩壊寸前まで追い込まれれば味方は事実上いなくなる。世界戦略の見直しが必要になると思う。
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