こんにちは 自作小説の一部です(汗)
西洋の歴史もの 火縄銃の時代です
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「アレルヤ(ハレルヤ)アレルヤ(ハレルヤ)・・」「オフイリア・・」
「・・イセレ」
それは綺麗な声で 呟くように謡っている
謡うは魔物の少女
裸足で 海賊船の甲板の床をゆっくりと踏み歩きながら
彼女は青い その青、海のような瞳を輝かせていた。
貴族の娘らしき服装 黒髪とドレスが海風になびいていた。
彼女が歩いた後、まるで印のように痕を残すか如く
一歩ごとに甲板は軋む音と共にゆっくりと砕けてゆく・・
ギュキリリ、キイイイン
バキンイイインン!
そうして船の甲板の床に大きな穴が見えている
「あ、青い目の魔物(ジン)だ!」海賊の一人が蒼白になって叫ぶ
「ひいい・・」「撃てえええ 何をしている!」そうして海賊達が大騒ぎしている
代価はマルタの鷹一羽 病院騎士団
https://kakuyomu.jp/works/1177354055476832528
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