預金引き出そうと「北京銀行」に行列できる騒ぎ…市当局の新規制が発端か
2022/08/21 20:39
【北京=田川理恵】中国北京市を地盤とする北京銀行の複数の支店で19日以降、預金を引き出そうとする顧客が集まり、多い所では150人を超える行列ができた。一部の特定口座に関する引き出し規制の通知が発端となったようだ。
市中心部の支店前には21日午前も40人ほどが行列し、行員が「いま預けているお金は問題なく引き出せる」などと説明に追われていた。
地元紙・北京日報(電子版)によると、市当局は19日、個人向け医療保険口座へ9月1日以降に入金したお金について、引き出せずに積み立て用に使われる制度を導入すると発表した。
キャッシュレス決済が進んでいる中国では、銀行で預金を引き出す顧客は少ない。ただ、河南省の4銀行で4月以降、数十万人が預金を引き出せなくなる騒動が起きたこともあり、金融機関や監督当局への不信から、預金者らが敏感になっているとみられる。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220821-OYT1T50095/
>個人向け医療保険口座へ9月1日以降に入金したお金について、引き出せずに積み立て用に使われる制度を導入
銀行のバランスシートでは、資産の部分に貸付金が入ります。
中共系銀行の大半が住宅ローンに貸し付けられており、今不動産バブル崩壊で、不良債権化しています。
つまりキャッシュがありません^^;
通常なら国がキャッシュを銀行に送ってパニックを抑えるのですが、不良債権化した部分がブラックホールで、一時凌ぎでは済まなくなる可能性があります。
不動産バブル崩壊が解決しない限り、行列がなくなる事はないでしょう。
ソ連では、食糧や日用雑貨品を購入する為に行列を作りましたが、中共では銀行に行列を作ります。
国民性の違いは有りますが、疑心暗鬼の中パニックで起きた行列は、経済破綻した国での風物詩である事に変わりないですw
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