岸田総理には頑張っていただきたいですが、今の流れだと〇〇氏が担ぎ上げられるでしょう。

岸田総理は安倍政権・菅政権の時に溜まりに溜まった負の遺産を
一生懸命頑張って浄化しておられますが、ここ最近は、踏んだり
蹴ったりの目に遭っていて気の毒な感じです。

岸田総理には頑張っていただきたいですが、今の流れだと、
代わりに高市早苗氏が担ぎ上げられるでしょう。

もちろん、それだけは避けなければならないことですが
岸田総理は弱腰と言われて、その一方で高市氏は強気の発言を
繰り返すことで支持を集め、女性初の総理、ということも
メディア受けがよく、群衆に担ぎ上げられた結果、一気に
総理大臣の座に就くと予測しています。

故安倍氏の申し子のような存在であった高市氏は、安倍氏と同様に、
非常に口がうまく、その上、周辺国に過激で強気の発言をすれば、
支持率が上がるという術を熟知されているように思います。

思えば、ウクライナのゼレンスキー氏も大統領に就任前には
群衆から熱狂的な支持を得て、担ぎ上げられました。
しかし、ロシアを本気で怒らせてしまい、本当に戦争に
なってしまうことが分かってきました。
ようやく群衆は間違っていることに気づき、ゼレンスキー氏の
支持率も急落しましたが、時すでに遅しでした。
（ちなみに、開戦後は支持率が急上昇したようですが、それは
戦時中における自由が奪われ、基本的人権がなくなった上での
支持率のため、あまり参考にはなりません。）

ゼレンスキー氏は一気にロシアとの全面対決の姿勢を打ち出し、
憲法の緊急事態条項によって、成人男性のほとんどを出国禁止に
した上で、国家総動員体制を命じました。

これにより、群衆は戦争から逃れたくても逃れられなくなり、
また戦争反対の声も上げることが難しくなりました。
なぜなら、国家総動員体制が憲法の緊急事態条項によって
政府から命令されてしまったからです。
その時点で、群衆の基本的人権は吹っ飛び、紙切れと化します。
そして民主国家が一夜にして独裁国家と変貌します。
権力はトップ集中し、下々の人権を完全に掌握するわけですが
それによって、泥沼の戦争に突き進むことになります。
絶対権力を持った権力者自身も膨張し暴走した権力を抑える
ことができず、コントロール不能になります。
そして、緊急事態条項によって群衆は政治家が警察や軍隊を
使って押さえ込まれ、人間の鉾や盾として最前線に送り込まれ
利用されます。
「勇ましく散ってこい！」と。
そこには基本的人権などあり得ず、国家（政府）のために
命を捧げることが国民の義務となり、また不思議なことに
群衆同士でも相互監視が始まり、背くものは警察や軍隊に
付き出されるということが起こります。
今、避難するウクライナ人やその家族は非常に後ろめたい
気持ちになっているそうですが、まさにそういうことです。

これが緊急事態条項の隠された本当の怖さです。

外交によっていくらでも戦争を回避するチャンスはあった
はずにも関わらず、無責任さやその場の感情で調子に乗って
しまった結果、抜け出せない泥沼の戦争を招いた典型です。
群衆は口は達者な素人のようなゼレンスキー氏を大統領を
担ぎ上げてしまったことを後悔しようにも、あまりに戦争が
激化してしまい、もはや自分たちが愚かな選択をしてしまった
ことさえも忘れてしまうことでしょう。

皆さんはその現実をご存知だったでしょうか？

憲法改正・憲法改正と鼻息荒く叫んでいる方々はおそらく
まったく勘違いしているのでしょうね。

日本人であれば、戦争体験者が「戦争はどんなことがあっても
絶対にしてはいけない」と言っているのをご存知でしょう。

その言葉通り、どんな理由でも政府に戦争を決定させては
ならないのです。
どんな理由でもです。

まあ、ここまで言ってもおそらく、故安倍氏や高市氏に
熱狂する方々は分からないのだろうなと思います。
戦争前のウクライナの群衆がそうだったように。


■岸田首相がコロナ感染＝アフリカ中東訪問見送り
(時事通信社 - 08月21日 18:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7080736