ペタペタ日記２０７「異常と正常」

■山上容疑者を鑑定留置＝責任能力を確認―安倍氏銃撃・奈良地検
(時事通信社 - 07月25日 11:32)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7047243

「容疑者がカルト教団に家庭を崩壊させられて何であれほどの怒りを持つようになったのか鑑定留置が必要だ」
「、、、、、、」
「容疑者がカルト教団に自分の人生までもぶち壊されてなぜそのような恨みをもつようになったのかは鑑定留置して調べる必要がある」
「、、、、、、」
「容疑者がカルト教団と元総理との深いつながりを知ってなぜそのような社会に絶望して悲劇的な犯行に及んだのかは鑑定留置による詳細な調査が必要だ」
「、、、、、、、あのう今仰っているような容疑者の感情や行動っていうのは普通の人間なら当然持ってしまうような情動ですよね？鑑定留置すべきなのは容疑者じゃなくてカルト教団や元総理の所属政党の関係者たちじゃないんですか？」

今回の襲撃事件報道で「容疑者が元総理がカルト教団と深い関係があると思い込んで」という報道表現に激しい違和感を感じたことを以前にも書いた
そういう指摘が多かったのかどうか、しばらくは「思い込んで」が「思って」に変更されていたが最近また「思い込んで」という表現が目立つようになっている。あくまで元総理とカルト教団に深い関係はなかったとするメディアのごまかしや忖度があるようだ。事件後の様々なファクトチェックによって元総理やその所属する政党が持ちつ持たれつの親密な関係にあったことが次々と明らかになっているにも関わらずである。事実は事実として報道されなければならない。犯行自体は決して許されてよいものではないが事件の実態はごまかしや忖度が混じった情報やデータからは決して明らかにすることができない。

国葬というのは「国家に対して多大な功労があった人物に対して国家予算の支出により執り行う葬儀」のはずだ
そうであるなら主催者はその人物が国家に対してどのような功労があったのかをきちんと国民に説明する必要がある。その功労が少なくとも国民の８割以上に納得された時でなければ安易に政治利用されやすい国葬などは執り行うべきではないだろう
国葬にされそうな人物がやったことと言えば
１、国民をバカにした態度をとり続け国民間の分断を推し進めたこと
２、差別や人権に無関心で不寛容で不道徳な社会風潮の醸成に加担したこと
３、憲法や法律を蔑ろにして法治国家から人治国家へと国体を変えてしまったこと
４、データの破棄や改ざん、恣意的な人事権の濫用など民主主義の土台を破壊したこと
５、無茶な政策によって格差を増大させ一部の人間や企業しか優遇せず多数の中流階級を下層貧民に引きずりおろす冷酷な政治を推し進めたこと
６，前時代的な思想や枠組みの強化に取り組み日本を先進的な民主国家の一員から三流の未開国家へと格付けを引き下げたこと
それくらいしか思い浮かばない
どう考えてみてもそれらが日本や日本国民への多大な貢献にあたるとは決して思えない
「弔問外交云々」の話もあるようだがアパルトヘイト廃止貢献した南アフリカのマンデラ大統領の葬儀の時には差別や人権問題に興味のなかった元総理は弔問外交に参加していない。当時大統領や首相、国王や王女など国の最高格の人物を送らなかったりそもそも誰も参加させなかったのはロシア、中国、北朝鮮、イランなどであり日本もそんなグループの一員だったと言うことである
たとえ儀礼的に各国から弔問客が訪れたとしても心から悲しむのはトランプとプーチンくらいではないのだろうか

今日は４回目のワクチン接種日だった
診療所に行ったらすぐに打ってくれた
今日は草刈りでもと思っていたがワクチンを打ったのでおとなしくしていたほうがいいかもと思っている