昭和世代の私はテレビがないと生きていけませんが、NHKはあまり見ません。見ないのに受信料を払うのは納得いかないと昔は思ってました。
でも、NHKの仕事は番組を放送するだけではありません。業務内容に「放送と受信の進歩発展に必要な調査研究」というのがあって、放送技術に大いに貢献しています。民放各局もそのおかげで放送できてきた一面があり、民放しか見ない人も間接的にNHKの恩恵を受けていた訳です。
受信料が高いと言っても、データ通信料よりは安いです。光回線を契約すれば月6千円以上かかりますし、格安SIMでもテレビサイズの画面で動画を見るとなると20ギガでは全然足りないので大容量の契約が必要になり、少なくとも3千円はかかるでしょう。そう考えるとNHK受信料って案外安いかもと思えてきます。
それに、先日もauの通信障害があったように、ネット回線ってめちゃくちゃ複雑で、実はあまり堅牢ではありません。その点テレビはアンテナへ電波が直で届く単純な仕組みなので、停電してない限り放送を受信できます。
NHK見ないのに受信料払いたくないとつい思ってしまいますが、物事はそう単純ではないこともあるんですね。昔は法律で決まってるから仕方がないと嫌々受信料を払ってましたが、そういう事を知ってからは納得して払っています。
「NHK受信料不要」で爆売れ チューナーレスが変えた「テレビ」の意味
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=7033524
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