鼻血の話から

今日の患者さんからお孫さんが鼻血を出したというお話をうかがっているうちに、自分の鼻血にまつまる苦い思い出がいくつか浮かんだ。
これでも中学に入った時にはバスケ部に所属。
あのデカいボールですら見失い、パスの練習中に顔面にボールが当たり鼻血を出した。
高校の体育の授業でやはりバスケのパス練習中、ボールが見えず顔面を直撃。
この時にも鼻血を出し、クラスメイトを前にして、体育館に横たわっていた時にはあまりにもカッコ悪く、情けなくて涙がポロポロあふれたものだ。
お客さんにもついこんな話をしてしまったのだが、どんどん視力が悪いために辛い思いをした多感なころのあれこれを話してしまっていた。
誰にだって苦労はあるから、これ以上話を広げはしないが、今日は鼻血一つでこれだけ色々と思い出すことになり、今更ながらキュンとしてしまった。
えっ？その苦労話を聞きたいって？講演会でもしましょうか？えらそうにお話しすることは何もござんせんからご勘弁くだされ。