何をどうするかよりは何ができるかを考えたほうが。

■子どもの誕生日…困窮家庭は3割がプレゼントを諦め、 2割がケーキを諦めている　コロナ禍で「体験格差」が拡大
(まいどなニュース - 04月10日 19:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6918102
ケーキが、プレゼントが…。
そうですか。

結婚して以降、性格がケチになったオレだが、多分唯一と言って良いくらい良かった変化が、

【何が出来るかを考える】

ではないかと思ってる。
要はカネじゃねえよってハナシ。
例えば件の話ならばホットケーキを作ったんだよ。

誕生日でもなんでもない、奥さんが風邪かなんかで寝てたときに子供がオヤツくれって言うから、三時のおやつにケーキ作ってやるよなんつってホットケーキ。

で、その時たまたまホイップクリーム買ってて、台所にバナナと庭にイチゴがあったから、なんちゃってデコレーションケーキしてやったのよ。
そしたらスゴイ喜んでペロッと食べて、オレが作ったなんちゃってケーキの絵をすぐに書いて、ありがとう、美味しかったって言ったのよ。

愛はカネで買えないが、カネがないと潤わないっていうのは高橋留美子女史の名言だが、まさにそのとおり。
だが無いなりに、逆に有るからこそ出来ることをやらねば、というふうにならんのが人の悪しき部分ではないかと思う。
諦めるのも当人の勝手だが、尽くして尚為せないわけでもなかろう。
思ったとおりでないにしろ、その時のベストが尽くせなければ条件揃ったってやらないだろうし、ベストエフォートってのが電気通信だけの言葉じゃねえよバカヤローって言いたい(笑)。

でもな、粗熱を取るっていうことを知らんかったから、たちどころにホイップクリームが溶け出したのは致命的なミスだったわ。

だから繰り返しになるけど、諦めるのはアナタの勝手だが、相手が求めてるのはあなたがその時尽くせたベストなんだよ。