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2022年02月16日17:25

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カトラリーのこだわりー

ひとり暮らしを始めて、なんかしっくりこない、落ち着かないというもののひとつに

「カトラリー」

がある。
いろいろ揃えてみたりもしたのだけど、どーもしっくりこない。
重い、大きい、小さすぎる、長すぎる、細すぎる……じゃなくても、なんか、しっくりこない。

結局実家で、私がいなくなったんだから私のぶんはいらんだろとフォークとナイフとスプーンを1つずつもらってきた。で、何をするにもそればっかり使っている。食べるときだけじゃなく、バターをとりわけるのも、いちごのヘタをとるのも、なんなら瓶の底に残ったジャムをかきだすのにも同じものを使っている。
こうなったら予備も兼ねて買い足そうとあらためてしげしげとフォークをながめてみたら、

「LUCKY WOOD 18−12」

と刻印があった。小ぶりのものなので、ひょっとして飛行機で出た食器をぱくっ…記念にいただいてき…たりしてたものかもと思ってたのでJ▲Lとか▲N▲とかいう刻印でないのは意外だった。
調べてみたら小林工業株式会社というところが作っているシリーズで、そんなに高くもない。安くもない。
18−12というシリーズはみあたらなくて、ステンレスのシリーズが18−10とナンバリングされていた。いろんなデザインがあるけど、うちにあるのはどうやら「スカンジナビア」というシリーズみたい。
https://shop.luckywood.jp/categories/3345527

日本人向けに少しこぶりに作られていると書かれていたので、なるほどね、どうりで口に運びやすいわと納得したのだけど、私が他に買った食器だって外国製というわけではないので並外れたサイズ感ということもないと思う。
でもなー。
柄の長さとか、持ちやすさとか、デザインとか
好きで買ったはずのものですら
なーんかしっくりこないのです。
カトラリー入れからがちゃがちゃと適当にスプーンを選んだとき「スカンジナビア」以外を手に取ると「あ、ハズレた」と思ってしまう。「スカンジナビア」を手に取ると喜びがわきあがるようなことはないけど「そうそうこれこれ」と納得する。しっくりくる。

たぶん母が新婚時代に揃えて、すなわち私がカトラリーを使ってものを食べるようになったときから手にしていて、50年近くずーーーーーーーっと使ってきた。
そりゃ口や手がなじんじゃうよねえ。

スカンジナビアスカンジナビア書いてますが18からの枝番が違うので別物かもしれないけど。

と、ここで気づいた。もしかしてこの数字って18金とか24金と同じようにステンレスの金属の何かを示してるんじゃない?

というわけでググッたら

18−10(SUS−304L)....鋼に18%以上のクロムと10%以上のニッケルを添加したのが18−10ステンレスです。同じく18−12ステンレスは、ニッケルの含有量を12%以上に高めたステンレスです。耐蝕性、耐久性に優れた18−8ステンレスも「取り扱い方」によって錆びることもあります。またわずかですが鉄がベースの金属特有の「カナケ」と呼ばれる味、臭いがあります。18−10、18−12ステンレスはニッケルの含有量を増やすことで「カナケ」が非常に低減されており、錆びなどの発生率も極めて低く、耐蝕性、耐久性が大幅にアップしています。しかし、絶対に錆びないわけではありませんので、汚れは早めに落とし、錆びやすいものとの」収納は避けて下さい。

18−12(SUS−305)....鋼に20%以上のクロムと20%以上のニッケルを添加して、鉄分を50%以下にまで低減したステンレスです。鉄系合金特有の「カナケ」を一流のシェフでも分からない位にまで低減しています。お手入れ、お取り扱いが非常に簡単で、普通の使用ではほとんど錆びません。

ざっくり言うと枝番の数字は大きいほうが高級になるみたい。
そうかー、なんか知らんがLuckywoodはかつて18-12だったけど今は18-10になってるんだな。
金属違うと口当たり違いそうだな…ううーん、悩む。

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コメント

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