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2022年02月23日11:07

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結婚時の姓に関する話

■妻の姓を選んだら、女性の親族から「もったいない」と言われた 「夫婦別姓」が進まない理由
(弁護士ドットコム - 02月23日 08:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=6861351

【夫婦別姓は簡単に進められる問題ではない】

「最初から諦めている事実の理不尽さにカチンと来た」で自分が名字を変える決断をしたこの人は素敵だと思うけど。
「だから別姓を認めるべきだ」と言うと、中々それは難しい気はする。
結婚する当事者同士だけの話なら、そりゃ「選択肢は増えた方が良いに決まっている」で済む話だけど、結婚ってのはそれだけでなく、イエが絡むから。
そして、子供が出来た場合どうするのか。
自分達が選べなかったものを子供に選択肢を押し付けるのか。
父親と母親どちらかだけ名字が違う場合、子供に「お母さんだけ(お父さんだけ)家の人じゃない」と言った感情を与える事にならないか。

敢えて提言するなら、「別姓を選択した夫婦の子においては、子が男の場合は父の姓を、子が女の場合は母の姓を名乗ることにする」と新しくルールを設けるか。
そうすれば平等ではあっても、差別紛いのルールじゃないかと突っ込まれる危険性はあるし、子の性別で名字を無理矢理決めるのは、家庭内の男女対立を引き寄せるのではないかと言った懸念もあるんだけどね。

【目下の問題は、「妻の姓を選ぶ男性は4%程度しかいない」という事実】

「妻の姓に変えたらクソゲーな手続きが待っていた」 わずか4%、結婚で改姓した男性たちの本音
https://www.bengo4.com/c_23/n_7942/

最大の問題は、法律上は夫婦どちらの姓を名乗っても良い事になっているものの、現実には「嫁ぐ」「家に入る」「嫁さんを貰う」と言った表現をし、「結婚するときは女が姓を変えるのが常識」と言った意識が蔓延っていることだと思います。
これが最低3割くらいでも妻の姓を名乗るようになれば、男性側が妻の姓を名乗るようにしたときに周りから面白がられたり、不審がられると言った理不尽なことはなくなるのではないでしょうか。

理想は結婚する5割の男性が妻の姓を名乗ることだろうけど、縄文時代のような太古の昔より人類は「男が狩りに出て女が家を守ってきた」という歴史があり、女性の人権というものが認められて来始めたのは我が国においてもせいぜい戦後から。
人類の歴史数千年に対し、僅か数十年の間にそこまで意識の改革を求めるのは中々難しいのだろうなとは思います。

【男性が妻の姓を名乗る機会を増やすには、女性の社会進出を後押しすること】

女性の働き方や人生の意識についても変わって行った現代令和の日本において、男性が姓を変えて女性側の家に入ってもいいんじゃないですか?
それが一般的になるには、一番の方法は「女性の社会進出」をしっかり進めていくことでしょう。
女性の起業家や社長が増えることで、「女性側の家や事業を守るために、お婿さんを貰う」という意識が増えれば、男性が妻の姓を名乗っても珍しくなくなるでしょう。

後、余談だけど……上記の記事で「妻の名字がカッコよかったから」と言った少々ふわっとした理由で憧れて妻の姓を選んだら「クソゲーな手続きが待っていた」と言ってる人がいますが……
「クレカ、銀行の名義変更や株式の名義変更で高額な手数料を要求された」
「旧姓使用のストレス」
「行きつけの店の予約がどっち使ってたか分からない」
「結婚して2年後にもたびたびそういう問題が出てくる」
とか……
それ、結婚する女性はほぼ皆、それ経験してるんですから。
特にこの人は起業家のようだけど、女性の起業家だったらあなたと同じことを経験しているんです。
だからこそ「男性が妻の姓を名乗ること」が不自然じゃない社会を作って行かないといけないんじゃないですかね。
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