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2022年01月29日18:41

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作文の文末表現について goo

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【28】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1981223451&owner_id=5019671

mixi日記2022年02月29日から

 テーマサイトは下記。
【作文の文末表現について】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/12741030.html
===========引用開始
質問者:名無し.774質問日時:2022/01/02 15:54回答数:4件
作文を書いているとどうしても「〜〜ました」の文章が連続してしまい味気ない文章になってしまいます。
特に過去のことを書いている文書だと「〜〜ました」という文末表現以外使えません…。過去のことを作文で書く際の文末表現について教えて頂きたいです
===========引用終了

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No.3

回答者: 1311tobi 回答日時:2022/01/02 16:55
こういう話は具体的な文章がないと説明しにくいのですが……。
「デスマス体で過去の話を書くとき」の話ですよね。
 フツーに書くと語尾は「〜でした」「〜しました」ばかりになります。

 No.1のかたが紹介しているサイトのアドバイスはよく目にするもので、適確です。ただ、例文をよく見てください。
 デアル体の文章で、現在形にしているのは形容詞など(「ない。」「寂しい。」「心境だ。」「い。」)です。実際いやってみればわかりますが、デスマス体ではこの方法は使いにくはずです。
 詳しくは下記をご参照ください。
 なかでも「3)主述をいれかえる」は有効です。ちょっとコツを知っていれば、文末の単調さが緩和できます。
 基本的には、
  ○○しました→をしたのは○○です
 にするだけです。
 No.1のリンク先の文章なら、次のようにします。

僕は10年ぶりに母校を訪れた。→母校を訪れたのは10年ぶりのことです。
授業と授業の合間に友達とたむろした噴水広場も、一面芝生に姿を変えていた。→一面芝生に姿を変えていたのは、授業と授業の合間に友達とたむろした噴水広場(があった場所)です。
 これだけで、多少マシになります。
 ほかの方法は↓参照。

【デス・マス体の文末に変化をつける方法】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1830.

===========引用開始
 これは、「そんな方法はない」が正解になる。とくに過去の話を書くときは「〜でした」「〜しました」が基本になるから、すべてが「した」で終わることになっても不思議はない。
 文末が単調になるのが気になるなら、デス・マス体は使わないことをおすすめする。
【板外編7】デス・マス体が書きにくいワケ1】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-277.h

 ……と書いてしまうと身もフタもないので、ヒントになりそうなことを書く。これをちゃんと知りたいなら「赤い本」を読んでもらうしかない。
 以下「赤い本」の要点だけ。
【原文】
昨晩、国語を勉強しました。

1)体言止めを使う
昨晩、国語を勉強。
※体言止めにはいくつか種類があり、「○○しました。」を「○○。」で止める形は避けたほうがいい。多用は厳禁。
【板外編10】体言止めの使い方(2009年11月06日)
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-769.html

2)「のです」の形を使う
昨晩、国語を勉強したのです。
※多用は厳禁。強調の意味合いがあるときだと自然になる。いろいろ書いたあとの結論部分とか……。

3)主述をいれかえる
昨晩、勉強したのは国語です。
※「主述のいれかえ」に関しては下記参照。不自然になることもあるので一概には言えないが、この手法は用途が広い。

4)変則形を使う
昨晩、勉強したには国語ですが……。
※上級テクニックになる。変則形にもいろいろある。

※重要なのを抜かしていた。ボケとるな。
5)あえて推量形にする
「でしょう(か)」「かもしれません」「はずです」など、うまく使えば文末のバリエーションが広がる。「必要もないのに推量形するのは……」と考える人にはオススメできない。

 関係しそうなコラムを2本、抜粋しておく。

(略)

【練習問題15】
 次の〈作文1〉は接続詞が目立ってヘンになっています。接続詞を減らすだけでマシな文章にできるのか考えてください。
  私はけさ7時に起きました。まず、顔を洗いました。そのあとに、歯を磨きました。それから、朝ごはんを食べました。それから、家を出ました。そして、ホームルームの10分前に、学校に来ました。

 〈書きかえ文2〉(本書の第2章で説明した方法で書いた文章)
 けさ起きたのは7時です。まず、顔を洗って歯を磨きました。そのあとに、朝ごはんを食べてから家を出ました。学校に来たのは、ホームルームの10分前です。

「主述のいれかえ」をしたのは最初の文と最後の文です。体言止めを使うなら、原則(終わりの文よりは始まりの文に、長い文よりは短い文に使う)に従って、最初の文を体言止めにするべきです(その場合は、「けさ起きたのは7時。」にするより「けさの起床時間は7時。」にするほうが少しマシだと思います)。

===========引用終了

 下記も参考になるかと。
【文章について】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8683767.html
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