年末年始にかけて、隙間時間に読んだ本が、こちらの3冊
いつもの日記なら、あらすじ→読後感想文と続くわけですが…
何と言いましょうか、個人的には3冊ともハズレ。俯瞰してみると、私がこれらの本を迎え入れる状態ではなかったんだと思います
まず、東野圭吾の【疾風ロンド】ですが、人が多数出てくる群像劇で、主人公が誰とは言いがたい内容になっているのですが、その主人公格の1人であり、ウイルス災害を止めようとする立場の人物が、なんとも情けなく、必死さがない。こういう人物は、今の私には感情移入が出来なくて…ウンヌンカンヌン🥲
趣向を変えてエッセイに、と【九十歳何がめでたい】を手に取った(ずーっと本屋で平積みされてたので、気になっていた)のですが…
うーん…
どうも、元々女性誌(女性セブン?)に連載されてたらしいのですが、内容が自分の身体の調子と世の中への不満だらけ。もし同年齢の『男性』作家が書いたとしたら、確実に老害認定されるであろう見解が、散見されました。私にとっては、女性であり年長者といっても…と思えるような。かなり長い間売れてるようなので、ファンや同調されている方々はかなりいらっしゃると思うのですが…私はダメでした
ならば有名人が推していた作品をと、昔のアメトーーク(読書芸人)でオススメされた【教団X】を手に取ったのですが…
主人公は付き合っていた彼女が自分の元から消え、探していくとある教団との関係がわかるのですが…その教団の教義が『性の解放』であり、途中途中に官能小説のような内容が出てきまして…嫌いではないですけど、こちらはそういうつもりで読み始めてなかったので、全然入ってこない。しかもこの主人公が、彼女1人でなく教団の複数人と…と、当初の目的は何だったんだという展開。いや、作品内容のメインはそこではなく、宗教とはですとか、現代の善と悪といった壮大なテーマなんですけど…入ってこなかったなぁ
思うに、私の主人公や登場人物に感情移入出来る作品であってほしいという嗜好が、本の好みを狭めてるんだと思います。もう少し私が精神的に成長して、読める世界を広げていかなければと思います
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