安田純平・特別寄稿「身代金」報道はなぜ、流布されたのか?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6798480
・日本政府やその依頼を受けた外国政府が 犯行組織と交渉していたのであれば、被拘束者(安田)しか知り得ない情報を照会して、被拘束者の本人確認(さらには安否確認)がされていたはず。
・しかし安田は拘束期間中にそういった情報の照会を受けた記憶がない。
・つまり、日本政府も外国政府も 犯行組織とアクセスできていなかったということ。
・組織とアクセスできていなかったのだから、組織に身代金が支払われたはずもない。
・特に交渉が行われていない以上、安田が解放されたのは、あくまで犯行組織の内部事情によるもの
・家族へのケアなどで一定の世話にはなったものの、日本政府は安田に対してほぼ何もしてくれなかった。
という安田の主張。安田的には、「全く譲歩することなく事件を解決した日本政府は素晴らしい」とか、「安田は政府に多大な迷惑をかけた」みたいに世間で言われているのは納得できないのだろう。
もっとも、何かあったときに主体的に邦人の安全を確保するのが難しく、解決を外国政府任せにせざるを得ない状況だったからこそ、日本政府もシリアを渡航禁止地域にしていたはず。日本政府の対応が上手くなかったとしても、ある程度は仕方ないだろうと。
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