検査の話

■国内感染、新たに５０人＝今年最少―新型コロナ
(時事通信社 - 11月22日 17:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6749833

いつも読んでいる経済系メルマガより。
今は偶然感染者が少ないが、実効再生算数だって1.0に近づいているのだから安心できない。指数関数で増える時はあっという間だ。

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●政府が19日に公表する経済対策の原案から、新型コロナウイルスの感染を調べる「抗原検査キット」のインターネット販売を解禁するとの記載が削除された。薬剤師による対面での説明を不要とすることに医療界の根強い反対論があった。岸田文雄政権がめざす検査拡大よりも、医療界の主張が優先された形だ。「抗原検査キットの販売方法などを見直し、ドラッグストアやコンビニ、ネットで販売できるようにし、誰もが簡易かつ迅速に利用できる環境整備を行う」。経済対策の原案の記述は改定版ではきれいに消えた。
　　 日本経済新聞 　２０２１年１１月１９日　

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★稀に見る愚行を、政府がするという記事です。

８月のコロナ感染ピークには凄い数の新規感染者が出ていましたね。

しかし、東京都医学総合研究所の大規模研究調査によると、東京都が発表しているＰＣＲ検査での陽性者数は、大規模抗体検査結果から考えると、実際にはその
４倍も多かったことを明らかにしました。
https://www.igakuken.or.jp/topics/2021/1113.html

ＰＣＲ検査陽性者の４倍の人が、コロナに感染していたが発症せず、気が付かずに他人に移していたことで、感染拡大に繋がったと言う訳です。

厚労省は、正しい検査をしない可能性があり、誤って陰性結果が出た人が、感染を広げる可能性があるとして、抗原検査キットに反対しています。

陽性なのに、検査もせず自由に外出しているのが、ＰＣＲ陽性者の４倍もいるのにそれは放置したままで、積極的に検査しようとする人の検査を禁じるなど、正気の沙汰とは言えません。

今や武漢型コロナワクチンが効かないAY.4やA.30など出現しているのに、ワクチンを過信してパスポート（免罪符）にしていることのリスクが大きいのです。だから、駅などの公共施設で抗原検査キットを配布し、外出する人たちに自宅での
こまめな検査を促している英国のようなことが必須なのです。

日本は、民間のＰＣＲ検査や抗原検査で陽性と判断されても、医師によるＰＣＲ検査をしないと、コロナに感染したことを認めてくれませんし、入院・治療が出来ない仕組みです。記事の抗原検査で陽性と分かっても、もう一度精機手続きが必要です。

それでも手軽に結果が出るものを使えば、早く医師の検査を受けて入院・治療が
できるのですから、感染拡大防止に役立ちます。

日本政府の判断は、これに真っ向から反対してるのです。