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2021年11月06日17:57

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名奉行 遠山の金さん(松方弘樹)第2シリーズにエバタン

第1話「帰ってきた桜吹雪」(1989年)

エバタンは口入屋の西海屋、モクベエ。

金さん(松方弘樹)が覆面の浪人たちに襲われて
川に落ちて行方不明になった(すぐに出てきた)

金さんは、ねずみ講の極楽講を調べていた。
5人の仲間を集めれば、1両の金が半年後には5両になるという、
口入屋の西海屋(エバタン)が始めた商売。
金さんはそれを、まやかしのカラクリ商法とみていた。

今夜はそれに関わって殺された女の娘から
手掛かりを得ようとしているところを襲われた。
極楽講に不正がある証拠だ。

隠密同心を拝命した水木新吾(東山紀之)は
西海屋に潜り込むために騒動を起こす。

西海屋の店先には1両の金を持った人々で溢れてた。
ごめんよと人を掻き分け西海屋に入っていく水木。

水木「北町奉行所同心水木新吾だ。西海屋モクベエはどこにいる?」
エバ「はーい、はいはいはい、ご苦労様でございます。
 私めが、西海屋でございます」
水木「役位によって店内を改める」
エバ「ぅお?」
水木「神妙にせい!」

ズカズカと店内に入っていく水木をエバタンが
「ちょ、まあまあまあまあ」と止めようとする。

後ろから内与力の蒲生(名古屋章)と水木の同僚、大庭(山内としお)(見た目は田中様)が止めに入る。
大庭「落ち着け!極楽講に不正ありという証拠はどこにもないのだ」
水木「はなせ!証拠がなければこいつを引っ立てて拷問するだけだ!」
蒲生「奉行所の対面も少しは考えろ!」
水木は蒲生をぶん殴る。

後ろにいたエバタンが口を開けてビックリ顔。

大庭は水木の胸ぐらを掴んで
「新吾!きさま上役に向って何をする」

水木「だまれ!何かと言えば面目だ、対面だとぬかしやがって。
てめえらみたいな腰抜けにはこれが一番だ!」
大庭の肩を掴んで腹の横辺りを膝蹴り。

後ろにいたエバタンは、この騒動をのぞき込んだりウロウロしたり。。

さらに寄って来た蒲生をぶん殴ると
金さんが入ってきて止めにはいる。
金公「ちょっとやり過ぎじゃないですか!」
水木「テメーは引っ込んでろ」
金さんの顔にも一発。

金さんと蒲生は西海屋の外に出る。
蒲生は金さんに、これは西海屋に潜り込むための苦肉の策と説明。

蒲生は水木に
「本日の行いは言語道断。本日より奉行所に出所するに及ばーず」

大庭「わかりますね!お役御免という事です」(田中様風に

このやり取りを編み笠を被った浪人、窪田陣十郎(山本昌平)が見ている。



酒屋で腐っている水木。
水木「なーにが出所に及ばずだよ、おいオヤジ酒はどうした、酒は!」
窪田「まっ、一杯いこう」
窪田が酒を出してきた。

窪田「おまえさん北町をお役御免になったようだな」
水木「こっちから辞めてやったんだ」
窪田「そこで、おまえさんにうってつけの仕事があるんだ」



一休庵
ここに浪人が大勢集まって酒を飲んでいる。

鉄(宮口二郎)が帰って来た。
水木を見てビックリ。あれは北町の同心じゃないか!
なんであんなのを雇った!?

窪田「へまをやってお役御免になった。奴を手なずけておけば
 奉行所内の動きでもわかると思ってな」
鉄「気に入らねえな。ひょっとすると極楽講をさぐる為に潜り込んできた
 隠密かもしれねえ。皆殺しのついでに、奴もぶっ殺すんだな」

立ち聞きする水木。
「皆殺し?」

夜。
西海屋の提灯を持って歩く番頭さんの後ろをエバタンが歩く。
その後ろを同心、伝法大介(小西博之)がつけている。

それを見ている黒いほっかむりをした浪人たち。
水木「西海屋。。あの男をやるのか」
 「違う西海屋をつけてくる奴だ」

浪人たちが伝法に斬りかかる。水木が俺がやる、といって
戦うふりして伝法を逃がす。
それを見ていた鉄が逃がしたと確信。

水木は窪田と西海屋にやってくる。

水木「カシラに会わせると言ったが、西海屋がカシラなのか?」
窪田「わからん。俺はここまでと言われたから、とにかく中へ入って」
水木だけが中に入れられる。

店の者たちが死んでいる。
あちらこちらに転がる死体。

奥では布団の上で、青い寝間着を着たエバタンが目を大きく見開いて転がっている。

エバタン死亡。

※時代劇専門チャンネル(2021年6月1日)
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