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2021年10月27日22:08

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赤とんぼ

赤とんぼ  三木露風作詞 山田耕筰作曲

 夕焼小焼の 赤とんぼ
 負われて見たのは いつの日か

 山の畑の 桑の実を
 小籠に摘んだは まぼろしか

 十五で姐やは 嫁に行き
 お里のたよりも 絶えはてた

 夕焼小焼の 赤とんぼ
 とまっているよ 竿の先

この歌詞の内容はなかなか奥が深い
特に 3番

この詩は三木露風の実体験をもとにしていると
いわれている

露風は幼い時に両親が離婚し
祖父の元で育てられたという

姐や(ねえや)はその折
子守りとして雇われた少女

1番で「負われた」(負ぶさった)のはこの姐や

さらに問題なのは 「お里のたより」

実はこの姐やは 
露風の実の母の馴染みの少女で
その子が嫁に行ったことで
母との音信が途絶えてしまった

と解釈する人もいる

こうなると
なんでもかんでも言ってしまわないのが
「詩人」なのかな という気もしてくる

心をこめて歌いました
どうぞお聴きください


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