mixiユーザー(id:39924128)

2021年10月03日08:29

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銀線

昔、日本橋にテクニカルサンヨーというパーツ屋さんがありました。
お店はつい何年か前までありましたが、金田式アンプのパーツを取り扱っているお店です。

今から40年近く前、このお店に裸の銀線を売っていました。
線の太さは、6mm・9mm・1.6mmだったと思います。
最初は6mmの線を購入し何本かまとめて(多分6本?)ピンケーブルを作ったのですが、そのうち線の断面積が大きい方が好みなのに気づきました。
最終的には1.6mmを2本まとめてピンケーブルを作り、DAC−プリ間やプリ-パワー間など、主だったケーブルはすべてこれを使っていました。


先週ピンケーブルを整理した際、見知らぬ自作ケーブルを見つけました。
とりあえず捨てずにおいて、後日テープをはがして中を見てみると、1.6mm2本の銀線でした。
おそらく、実家へ帰った際に持って帰って来たのだろうと思います。
そこで、このケーブルをリニューアルし、聴いてみました。

高域はわずかにレンジが伸び切ってない気がしますが、もともとこういう音なのか、経年変化によるものかよく判りません。
ただ中域はかなり良い感じで出てきて、ボーカルも私の好きな音です。
低域の立ち上がりも素晴らしいですね。
もう少し奥行感が出ればリファレンスとしても使えそうですが、空間の表現が少し苦手のようです。
しかしながら、良いケーブルであるのは間違いなく、機器の相性によっては充分使い道がありそうです。


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