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2021年09月24日22:58

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初音ミクの生みの親が語る、冨田勲と『イーハトーヴ交響曲』とバーチャルシンガーの未来

【インタビュー】初音ミクの生みの親が語る、冨田勲と『イーハトーヴ交響曲』とバーチャルシンガーの未来

2021.4.26 18:00

https://www.barks.jp/news/?id=1000200255 配信より

冨田勲が初音ミクをソリストに迎えて制作した『イーハトーヴ交響曲』のアナログ盤が、3月31日(水)に発売された。

◆『イーハトーヴ交響曲』アナログ盤 商品画像、動画

2012年11月に初演が行われた『イーハトーヴ交響曲』は、宮沢賢治の作品世界と冨田のインスピレーションによって生み出された全7楽章にわたる管弦楽作品だ。演奏には大編成のオーケストラに加え、児童合唱グループを含む合唱隊と、ソリストの初音ミクも加わり、独自の世界観を描き出している。

本作での初音ミクの歌声には、トリガーを使ってリアルタイムに音声を出力し、指揮者にあわせて歌わせるというオリジナルシステムが採用されていた。また、上演時にスクリーンへ投影された初音ミクの映像にも、リアルタイムでの同期システムが用いられている。

今回は『イーハトーヴ交響曲』のアナログ盤発売に際し、同曲の立役者のひとりでもあるクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の代表取締役・伊藤博之氏に、冨田氏との思い出や楽曲制作当時のエピソード、バーチャルシンガーの未来への展望を伺った。

   ◆   ◆   ◆

■冨田勲との出会い

──初めて出会った冨田勲さんの作品は何でしたか?

伊藤:「作品を聴いて出会う」というよりも、「ああ、あれは冨田先生の作品だったのか」と改めて知って、凄いなと思ったのが最初の出会いです。知らず知らずに出会っていた、という感じでした。

──初めてお会いになる前、冨田さんにはどのようなイメージを抱いていましたか?

伊藤:雲の上の存在ですよ。もう神様的な感じで。僕が自分で買った最初のシンセサイザーはCASIOのCZ-5000だったんですけど、冨田先生がドナウ河畔でパフォーマンスしている(※1984年 <アルス・エレクトロニカ>)のをテレビで見て憶えていて、それで買ったんです。作曲家という点もそうなんですけど、シンセサイザー奏者やシンセサイザーマニピュレーターのような職種としても衝撃を受けていたので、当時は本当に雲の上の存在という感じに思っていました。(パフォーマンスで)実際に頭上に上がりましたしね。ヘリコプターに乗せられて(笑)

──実際にお会いした冨田さんはどのような方でしたか?

伊藤:偶然なのか待ち伏せされていたのかは定かじゃないんですが、共通の知人のスタジオにお邪魔したときに冨田先生がいらっしゃったんです。それが初めて会ったシチュエーションでした。

──出会いは突然だったんですね。

伊藤:思いがけずお会いしたので非常にびっくりしたんですが、(冨田氏は)非常に気さくで話好きという感じでした。最初に会った時も、「僕はシンセサイザーに歌を歌わせたい、喋らせたいということを試みていたんだけど、なかなか上手くいかなくてねえ」というようなことを初対面の僕に語り、初音ミクの歌声を聴いて衝撃を受けたことを伝えてくれました。

──冨田さんは初音ミクのコンサートもご覧になったそうですね。

伊藤:その次の日が<ミクの日感謝祭>(※2012年3月)だったのですが、「是非見たい」ということだったので、会場に来てもらいました。クラシック音楽という感じでもないし、音量も大きいので、どう思われるかなと気になっていたんですけど、「大丈夫かな?」と見てみると(冨田氏は)直立不動でいらっしゃいました。ステージを観察されていたのかな?


▲『イーハトーヴ交響曲』アナログ盤ジャケット

   ◆   ◆   ◆

■『イーハトーヴ交響曲』の制作にあたって

──『イーハトーヴ交響曲』は「初音ミクを使った楽曲を作ろう」ということでご提案を受けていたのですか?

伊藤:詳しい経緯はわからないのですが、楽曲の構想はずっと前からあったと思うんですよ。冨田先生と初めて会ったのが2012年の3月、初演が同年11月と半年しか期間が無いので、出会った後に構想して作曲して、ということはちょっと考えづらいので。冨田先生と会ったとき、『イーハトーヴ交響曲』のことかは定かではないんですけども「ミクちゃんが歌ったらいいねえ」みたいなことを仰っていたので、「ぜひやりましょうよ」という感じでお話はしました。なので多分“ミクがいるから作ろう”と思ったわけではないと思います。

──その当時、初音ミクとオーケストラとの共演はあったのでしょうか。

伊藤:無いです(笑)。すごいチャレンジングな取り組みで、僕自身やってみたいと思いました。

──『イーハトーヴ交響曲』の制作にあたり、不安なことはありましたか?

伊藤:「リアルタイムで(初音ミクを)登場させる必要があるんだろうな」という不安はありまして。冨田先生からお話をいただいたときに、何の準備もなければ「いやあ厳しいです」とお話をせざるを得ないところだったんですが、たまたま社内でCGの初音ミクをリアルタイムで動かす実験をし始めていたので、それを使うとできそうかなという頭はありました。不安と言えば技術面がいろいろ、解かなきゃいけない問題がたくさんあったというか、課題ではあったと思いますね。

──リアルタイムで初音ミクの音声などを同期させる技術は、現在のミクのオーケストラコンサートでも用いられているのでしょうか。

伊藤:いや、使ってないんですよね。歌声も映像も『イーハトーヴ』の仕組みは『イーハトーヴ』のみですね、クラシックでいうと。『ドクター・コッペリウス』(冨田氏の遺作となったバレエ作品。初音ミクがソリストとして登場する。2016年初演)でも使っています。『イーハトーヴ』と『ドクター・コッペリウス』は直々につながっていて、そこは同じ技術です。




▲刺繍アートジャケット

──素人目に『イーハトーヴ交響曲』における初音ミクの歌唱システムは大変難しいものを使われていると感じますが、制作チームが苦労していた部分はどちらですか?

伊藤:普通のロックやポップスのコンサートって、大体ガイドクリックを聞きながら演奏していて、特にシンセサイザーなど同期系のものを鳴らすときは、人間がそれに合わせることが多いんですね。クラシックコンサートでも、指揮者がガイドクリックを聞いて、その通りに指揮棒を振るっていうやり方もできなくはないけど、それって邪道なわけですよ。その場の指揮者の感覚にあわせて演奏し、同じようにミクも歌います、っていうようにしないと、クラシック音楽としては成立しないなと思ったんです。そこも技術をブラッシュアップすることが必要で、苦労した点ですね。

──初音ミクを使った作業は冨田先生にとって新鮮な作業だったでしょうね。

伊藤:(冨田氏はシンセサイザーに)歌を歌わせることに情熱を注がれていたので、「歌を歌わせることに特化したシンセサイザーが出る」ということで、そういう(新鮮な)感覚を持っていたと思いますし、『イーハトーヴ交響曲』の記者発表の時にミクのフィギュアを手に持って「ミクちゃんも一緒に記者発表に出てください」と、アーティストとしての初音ミクに気を遣っていただいたのが有難かったです。

──楽器としてではなく、アーティストとして……素敵ですね。

伊藤:オーケストラという装置に伝統としてのフォーマットがある中、編成にシンセの音色を入れようという発想は、たぶん当時としては無茶というか、斬新な試みだったと思うんですよ。だけど楽器の音は振動音ですね。最終的にはサイン波です。

──なるほど。

伊藤:波は自然の中の物理現象で、電子楽器が出す波も自然現象だから、電気で出そうが、弦を擦って出そうが、結局物理法則の中では大して変わらないという感覚だったのかなと。その中では人間が声帯で歌っているのと、マニピュレーターが初音ミクを歌わせているのと、そんなに大差はないという感覚だったのかな。その辺りのフレキシブルさは、話していて随所に感じることはありました。発想が柔軟だからここまで最前線で作曲家としてやって来られていたと思うので、見習わなきゃなと思いました。

──冨田さんは生前「アナログとデジタルって分けるけど、じゃあ雷ってどうなんだ」とよく話していたそうですね。

伊藤:そのようですね。

■初音ミクは「楽器」か「キャラクター」か

──はじめて『イーハトーヴ交響曲』をお聴きになったときの感想を教えてください。

伊藤:感慨深いということと……初めて聴いたのは本番前のリハーサルの時なんですが、テンポが合わない時や入り方がずれて間に合わなかった時もあって。普通であれば歌が無くても止めずに演奏だけやればいいんですが、冨田先生は止めて入って「ちょっと今ミクちゃんが入れなかったからもう一回やろう」という感じで、リハーサルであってもミクを大事にして進めていたという所が印象的でした。

──冨田さん、「ミクちゃん」と呼ばれていたんですね。

伊藤:言ってました。

──そうなると、初音ミクのことはツールとしてではなく、キャラクターとしてご覧になっていたのでしょうか。

伊藤:多分、冨田先生は完全に(初音ミクを)ヒトだと思ってますね。もちろんヒトじゃないことは知っているんですけど、人としてカウントしてたと思います。2015年に(『イーハトーヴ交響曲』の)中国・北京公演をした際、岩手県花巻市からコーラスチームが何十人か来てワンステージをやったんです。その中には子どもたちもいて、冨田先生は子どもたち向けのお土産に自分でサインしたボールペンを配ったのですが、その中にミクちゃん用のものも1個あって。普通の人間と同じようにミクちゃんがいました。『イーハトーヴ交響曲』の演奏時には、誰も入っていない初音ミクの楽屋も用意されました。

──『イーハトーヴ交響曲』の中で、お好きな楽章はありますか?

伊藤:「銀河鉄道の夜」です。オルガンとミクの掛け合いから始まり、ミクの独特な歌声がイントロを構成していて、そこからゆっくりした感じで弦が入ってくるんですよ。それで全体的にオーケストラが始まるっていう構成なんですけども、弦が入ってくるところが鳥肌モノなんですよね。これは結構『イーハトーヴ交響曲』のハイライトみたいな感じかなと思います。

──初音ミクが“歌わない”楽章でお好きなものはありますか?

伊藤:全体通して、ストーリー立てというんですかね。“ミクが歌う=ミクの姿が登場する”ということなんですが、そこと登場しない所とのうねりというか、山みたいなものがついていて。「ここの楽章はミクが歌う」とはあまり意識しておらず、全体的な構成の中で、一つの長いストーリーの中で面白いという形で解釈しています。それほどスムーズにつながっている感じがしました。

──『イーハトーヴ交響曲』は「初音ミクが登場する楽曲」という触れ込みでしたが、いざ聞いてみると「ミクが登場する楽曲」という以上に、ミクが人間のソロ歌手と同等の扱いで、メインにはしていないという印象でした。

伊藤:そうですね。あくまでも楽器というか、効果的にピアノが入ったりオルガンが入ったりシンセの音が入ったり、多様な音色がする中で、「楽器として、ここでこういう初音ミクの歌声が演奏されて、コーラスがそれに絡んで……」という、トータルで構成している感じがあって。普通だったら「ボーカルがいて、それに合わせていろんなものを付けていって」と作りがちなんですが、そうじゃない感じですね。

──初演時には「初音ミクのコンサート」だと思って足を運ばれている方も多かったと思います。

伊藤:初音ミク自体がギターやピアノと同じ、楽器というカテゴリーなんですよね。なので「初音ミクのコンサート」となると、「ストラトキャスターのコンサート」「バグパイプのコンサート」のように、楽器をフィーチャーしたコンサートということになるんです。普通は「〇〇さんのコンサート」「〇〇シンフォニーのコンサート」じゃないですか。だから「初音ミクのコンサート」では、初音ミクが主役で、みなさんに歌を披露して……という感じで終わるのは違和感があって。

──なるほど、楽器なんですね。

伊藤:通常の(初音ミクの)コンサートでも、「初音ミクで曲を作っている方の作品を、初音ミクが歌って盛り上がる」みたいに作ることが多いんです。初音ミクは主役ではなく、その後ろにいる様々な人間の創作を形にする鏡というか、そういう存在でいるべきだと考えているので。いろんな形のコンサートがある中で、冨田先生の作品はあくまでも「冨田先生の作品」であると。「キャラクターをバーン!」という押し出し方は避けたかったというか、バランス的には“キャラクターが全面的に”にっていう感じではなく、ほどほどにひとりのソリストとして、初音ミクというバーチャルシンガーが登場する人類初のコンサートと言う形での押し出し方をしたのかなと思います。

──初音ミクはキャラクターとしても愛されていますが、そういった世間の反応についてはどうお考えでしょうか。

伊藤:初音ミクは“歌声を奏でる楽器”なんですが、その歌声を奏でる人物の姿を明らかにしたんですよね。ツインテールで、16歳で、体重が何キロで身長が何センチでという、最低限の人となりを明らかにしたんです。バックグラウンドがあると、曲も作りやすくなるかなと思ったので。

──そうですね、作りやすくなりますね。

伊藤:そうしたところ、曲を作るクリエイターだけではなく、絵を描くクリエイター、CGクリエイター、衣装をデザインするクリエイター、いろんな種類のクリエイターが初音ミクの創作の輪に加わることになったんです。そして次第に“キャラクターとしての初音ミク”が出来上がり、「初音ミク」という一つのジャンルが作られるという所もあって。だから「楽器としての初音ミク」と「キャラクターとしての初音ミク」は別に存在しているというより、一緒になっているような形です。初音ミクのショーっていうのは、イラストや楽曲の発表会としてのコンサートかなと思っているんですね。

──初音ミクは独り立ちして、人の間で育って行ったという感じなんでしょうか?

伊藤:そうですね。人によっては「初音ミクはこういう歌い方と姿をしてる。でもそれは自分の初音ミクじゃなくて、〇〇さんの初音ミクだよね」という感じで、それぞれのクリエイターが初音ミクの世界を持っていて、それぞれ一つ一つなんですよ。総体としての「初音ミク」はあるかもしれないんですが、それぞれのクリエイターが個性を発揮しているという状態ですね。


▲刺繍アートジャケット豪華盤

──『イーハトーヴ交響曲』は初音ミクにとって初めてのクラシックでの使用となりましたが、それによる影響はありましたか?

伊藤:“美少女が可愛らしい声で歌う”という製品の作りって、ある種のオタク的なところがハマりやすかったと思うんですよ。だけど、オタクジャンル的な所に入り込んで、その中で完結すると、“初音ミク(で作品を)を作る人=「なんかあのアニメみたいな声のアレですよね」”的なステレオタイプを作り、ジャンルが固定されてしまう。それは避けたいなと思っていました。なるべく多ジャンルで様々な作風の方が使っている様子を作ることが、初音ミクの創作を広げ、クリエイターが継続的に(創作を)行っていくのに必要なのかなと思っていたんです。

──確かに、ブームの起点はオタク的なところからでした。

伊藤:なので、初めて「クラシック音楽を」と冨田先生に仰っていただいたことは非常に歓迎すべきことでした。そうすると「こういう事やっていいんだ!」と、クリエイターの方にも世の中的にもちょっと視点が上がるといいますか。「初音ミクで曲を作る=動画サイトで曲を出す、そういうことしかやっちゃいけない」みたいな殻を破ったという感じはします。初音ミクがクラシック以外のこともちょこちょこ行えるようになったのも2012年以降。(影響は)その点なのかなと思います。

──初めてクラシック音楽に初音ミクを使ったのが権威のある冨田先生だった、という所も強いですね。

伊藤:そうだと思います。

──近年のボカロは活躍の場をより広げていますが、今後どのように発展していくと思いますか?

伊藤:最初の頃は「コンピューターに歌を歌わせる」という価値が謎だったんです。とりあえず「コンピューターが歌を歌えている」「誰でもネットで自分の作品を発表できるから便利」ということを言ってたんですけど、「どうしてそれが便利なんだ」「歌わせることに何の価値があるんだ」という謎テクノロジーだったんですね。それが冨田先生の作品に使われ、最近であれば米津玄師さんやYOASOBIさんなど“ボカロ出身”のアーティストが出てきて、ボーカロイドで歌声を合成して、それを作品として発表するクリエイターの存在や、それを聴くことが普通になったというか。

──特別なものではなく、普通のものになっていく、ということですね。

伊藤:今後ボーカロイド含めたバーチャルシンガーは“普通の存在”になっていくと思います。子どもの頃からボーカロイドがあるのが当然という方が多くなると思うので。そういう方々が普通にテクノロジーを使うようになってくれたら。曲を発表して、それを聴いてという流れが定着してくるんだと思いますし、歌声合成の技術自体はもっと進化してくるはずだから、人間の歌声とコンピューターの歌声と、あまり差が無い状態になっていくのかなと思います。

──AIで音楽を作る技術も発展していますね。

伊藤:AIで作曲したものをAI的なシンガーが歌い、毎日自動的に新曲を出すことは技術的には可能になったと思います。でも、機械が自動的に作るものにどれだけの魅力があるかはわかりません。人間が苦労して作っているからその作品に魅力がつくのであって、そのへんの部分はまだできていないんですが、いずれにせよ(テクノロジーは)人間のクリエイティビティをアシストするために存在することを理解した上で、そういった技術にも貢献できたらなと思っています。

──テクノロジーは音楽を変えていくのでしょうか。

伊藤:コンピューターの専門学校で、古いパソコンの展示物に当時の学生がドットで描いて印刷したイラストものがあったんです。手でも描けるイラストを、わざわざプリンタでドットで描いて、“萌え”を表現したギャップが面白かった。研究者が科学計算を素早く処理するために生まれたコンピューターですが、イラストやゲームの様なホビーにも、コンピューターが登場して割と早い時期に使われ始めていた。音楽にも早くから活用されていたんです。コンピューターは、ポップスだけでなく伝統音楽の中でも使われ始め、次第に音楽そのものを変えるんです。YouTubeやTikTokに子供の頃からまみれた世代が大人になり、これからの音楽って相当変わると思うんですよ。ちょっと凄い時代になる気はしてます。


▲同時発売 アクリルキーホルダー

──先日、『イーハトーヴ交響曲』のアナログ盤が発売となりましたが、お手に取ってみて、どんなことを思いましたか?

伊藤:(手に持ってみると)結構重たいですね(笑)。ある種、初音ミクは不死身の存在っていうか、何年たっても16歳なんですが、人間は歳を取って、いずれはこの世からいなくなる宿命です。でも、録音したものは劣化しないし、当時の冨田先生のサウンドがこういう形で残り続けるのは感慨深いです。しかもアナログじゃないですか。“人は死して名を残す”じゃないですけど、クリエイターとしてのひとつの冨田先生の形としてこういう有形物が出来上がったのは、人類音楽史のマイルストーンが手元に届いた様で感慨深くなります。

取材・文◎安藤さやか(BARKS編集部)

■『冨田勲×初音ミク イーハトーヴ交響曲 Vinyl Record』
2021年3月31日(水)リリース
【刺繍アートジャケット豪華盤】COJO-9412〜3/¥39,000(+TAX)
限定390セット/コロムビアミュージックショップで販売
LP(イーハトーヴ交響曲)+EP(リボンの騎士)+SONOCAカード
豪華盤販売サイト:コロムビアミュージックショップ:
https://shop.columbia.jp/shop/e/esymphonyihatov/
・人気イラストレーターRellaによるイーハトーヴ交響曲&リボンの騎士にインスパイアされたイラスト複製画5種封入

【通常盤】COJO-9410〜1/¥6,000(+TAX)
枚数限定発売/全国のレコードショップで販売
LP(イーハトーヴ交響曲)+EP(リボンの騎士)+SONOCAカード

【収録曲】
「イーハトーヴ交響曲」Vinyl Record(LP+EP)
[LP]イーハトーヴ交響曲
岩手山の大鷲<種山ヶ原の牧歌>
剣舞/星めぐりの歌
注文の多い料理店
風の又三郎
銀河鉄道の夜
雨にも負けず
岩手山の大鷲<種山ヶ原の牧歌>
[EP]リボンの騎士

大友直人指揮、日本フィルハーモニー交響楽団
初音ミク(バーチャル・シンガー)
梯郁夫(パーカッション)

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団/同OB合唱団/聖心女子大学グリークラブ(合唱指揮:下河原健太)
シンフォニーヒルズ少年少女合唱団(児童合唱指揮:宮本益光)
2012年11月23日 東京オペラシティ コンサートホールでのライヴ録音

【同時発売 アクリルキーホルダー】
2021年3月31日(水)発売
イラストレーター・Rellaによるイーハトーヴ交響曲&リボンの騎士にインスパイアされたイラスト6種をアクリルキーホルダー化。
TOG- 1399 アクリルキーホルダー【イーハトーヴ交響曲ジャケット】
TOG- 1400 アクリルキーホルダー【注文の多い料理店】
TOG- 1301 アクリルキーホルダー【風の又三郎】
TOG- 1302 アクリルキーホルダー【銀河鉄道の夜】
TOG- 1303 アクリルキーホルダー【岩手山の大鷲】
TOG- 1304 アクリルキーホルダー【リボンの騎士】
各2,000円(+税)
国内販売:コロムビアミュージックショップ限定販売
海外販売:東京オタクモード&マサドラ(中国)

https://www.barks.jp/news/?id=1000200255&page=2
配信より
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