以前にここに書いたが、1983年から1987年までの私が大学生の頃、経済学の教授が講義中に言ってたのが
戦時中、当時学生だった教授が大八車にマルクスの経済学の本を積んで疎開先に行く途中、憲兵に呼び止められ検閲があった。
積んであった本を一目見た憲兵は
「敵国の英語の本を持つとは何事か?」と詰め寄るので
若き日のその教授は「これは盟友ドイツの本である」とやり返したそうだ。
その教授いわく
「横文字を見れば全部英語だと思ってる、あんなバカどもが戦争はじめるんだから負けるに決まってる」
その教授が言ったのか?当時何かの本で読んだのか?曖昧な記憶だが
太平洋戦争開戦の直前、当時の大蔵大臣のもとに軍部の将校が軍にもっと予算をよこせと詰め寄り
大蔵大臣は「帝国においてそんな予算はない」と突っぱねると将校たちは
「だったらお札をもっと刷ればいいじゃないか」と言うのを聞いた大蔵大臣は
「ああ・・・日本もこれでおしまいだ」 と内心嘆いたという話があった。
この頃、私が読んだ司馬遼太郎氏のコラムで
昭和10年代、社会常識や国際情勢に疎い軍部に制圧された政府はインチキ臭いと評した上で
「当時のアメリカという国を少しでもわかっていれば戦争なんかしない
織田信長ならやらなかっただろうし、小さな工務店の社長でもやらない」
と書いていた。
なんでこんな事を思いだしたか?というと
こんな記事を見つけたから
>理容室を「素人でもできる商売」呼ばわり 東京都医師会、物議の情報誌コラムめぐり謝罪
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc84936b2a4717977fae5440f71c70270904d15f
記事にもあるように東京都医師会が発行する情報誌「都医ニュース」21年8月号に掲載したある医師のコラムが問題になりコラムは別の記事に差し替えられた。
その問題のコラムは名前は出さないがある医療関係者(もしくはその方の関係者)が公表してくれた。
*赤のアンダーラインはアップ主による
この文章、小中学生の国語の作文の試験なら落第だろう
一見行きつけの理容店に気を使いコロナ禍を憂いてるが、
理容店ももっとプロの仕事をしろというのか?
それとも 自分が理容店に行っといて、やはり不要不急だから一般人は行かないようにと呼びかけてるのか?
主張されたいことがまったくわからない。
理容師だってプロとしてやっていくのには免許が必要だということも知らない、
イチ社会人としての一般社会における常識見識のなさもどうなんだろうか?
おそらく通勤電車に乗ったこともデパ地下も行ったこともなく
医療体制の整備など自分の職務はほったらかしで、
やれ飲食店に酒出すな、デパ地下も閉鎖しろ、バッハ会長の再来日はケシカランなどと
菅首相の横で専門外の事を首相以上にしゃべり続ける分科会の尾身会長に重なった。
一般の営業会社の営業会議やプレゼンだったら
「飲食店に酒出すな」「営業時間を9時まで、8時までにしろ」「デパ地下を閉めろ」と要求しても
経営陣や重役から
「その根拠は? 実行してどれくらいの期間でどれだけの実績を出せるのか?
データを出せ!」と言われ
納得させる説明ができなければ即却下になる。
だが
なんだかんだ言ってもオリンピック閉会直後のピーク時から感染者数(正確には陽性反応者数)は約4割減っており
なんだかんだ言ってもワクチン接種は1回接種は国民の約半分
2回接種の人はもうすぐ4割まできている
出口は見えてきている
後は今後の為にもいち早くコロナを2類から5類に落とし
医療逼迫を解消する体制を整えるべし
■東京で新たに2909人感染 9日連続で前週を下回る
(朝日新聞デジタル - 08月31日 17:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6649796
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