■国内で新たに1万574人感染 8日連続1万人を超える
(朝日新聞デジタル - 08月10日 22:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6624964
■強まるロックダウン論=感染防止手詰まり―「最後の手段」菅首相は慎重
(時事通信社 - 08月10日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6623864
五輪が終わったら、報道はコロナ一色になるんじゃないか、と予測していた人は多いだろう。テレビも朝から晩まで「医療崩壊」のワードが踊っている。五輪中だって、事態は進行していたのに、今更不安を煽ったって、もう手遅れじゃん。五輪中は政権ベッタリで、終わった途端に手のひら返しって、どれだけ節操がないんだ、日本のマスコミは。
緊急事態宣言にもすっかり飽きて、自粛したって何になる、と外出しまくる人ばかりになったおかげで、「自粛警察」の横暴はややなりを潜めてきた印象はある。そりゃそうだよね。誰も彼も自粛しなくなってるんだから、もういちいち取り締まってなんかいられなくなってるのだ。相変わらず政府は「気の緩み」に対して注意喚起を繰返しているが、まだ状況を把握していないのには呆れるしかない。緩んでるんじゃないよ、もうみんな自粛に嫌気が差しているのだ。
こうなったらロックダウンしか方法はない、との主張が与党内からすら出てくるのは当然ではあるだろう。けれども政権の中枢部がそれを許容するはずがない。やれるなら第三波の時にとっくにやっている。
電車・バスを運休にし、道路を封鎖して、それでも都市の機能を維持させるだけの余力を。この国は持ち合わせてはいないのである。倒産する企業は中小だけに留まらない。政権の大事な大事な顧客である大企業だって、大打撃を受ける。飲食店の休業要請に伴う補償ですら出し渋った政権に、莫大な補償金を払う気などあるはずがない。
更に言えば、ロックダウンすれば確実に内閣支持率は下がり、票田を失うことになる。選挙前に、自滅の道をあえて進むような真似を政権がやるわきゃないのだ。
つまり、どんなに感染が拡大しようと、現政権がとる方策は、これまで同様に「要請の後は放置」にしかならないだろう。さあ、あとどんだけ死人が出るかな。
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