続け、続け。

　　淡い恋の端っこを決して離さなければ
　　この夏は例年より騒々しい日が続くはずさ

今日はようやく「プロレス地獄」から進んで次の「手長足長」回を見た
この回もみんながメチャンコカワイくて、ただただぼーーーっと見ちゃってた（笑）。

3期鬼太郎ファミリーダイスキ!!!!

ユメコちゃんが「タコタコビックリショー（←全然違うけど覚えとらんねん）」のチケットをもらったからみんなで見に行きましょーよーってお誘いに来るのが、あーなんて平和な光景なんだろうとため息ついちゃった
この日は鬼太郎さんちの前で稽古に励んでいたシーサーにやってきたユメコちゃんがウフフと笑いかけて「鬼太郎さん、いる？」と声をかけ、鬼太郎さんちへ上がれば家の中にいたのはネコ娘と、それから事件でもないとあまり顔を見せない印象のおばばがいた。
そんなメンツに向かってショーを見に行こ！と誘い、興業主がねずみ男と知って渋るおばばにも説得するように声をかける様子も、ユメコちゃんが鬼太郎ファミリーと本当に仲良くなっているんだなぁとなんだか感無量になった
家族や人間のお友だちとじゃなく、鬼太郎さんたちと一緒に行こ！って考えてくれたことも嬉しい
そして、

「ナニ、ソレ？」

と怪訝そうで面倒くさそうだった鬼太郎さんだったけど（笑）、ユメコちゃんの再三の促しに「じゃ、行ってみるか！」と明るい声で了承してくれたのがなんかホッとしたわー、このところ鬼太郎さんちょっと気分暗めだなと思うシーズンに突入してきてたからサー………（←そう考えるとプロレス観戦も実は重い腰を上げて行ったのかも…とか考えると切ないけど多分父さんが行きたがった為にこちらは積極的に行ったか笑）

鬼太郎さんが暗いと私の気持ちも沈むし、悲しい気分になるよ……

太陽みたいな3期の鬼太郎さんだけど、性格が明るくて前向きだからといって毎日毎日そうそうニコニコばかりはしていられない。
「鬼太郎」は聖人君子ではないし、虫の居所が悪い時もあればイライラする日があるのも分かります（現にねずみ男は2回ほど虫の居所が悪いが為に鬼太郎さんにちょっとキレられたことがある笑）。けど、シリーズ後半の時々元気が無いように見える鬼太郎さんの様子が本当に気になる

思うんだけどさぁ、山田との一件が鬼太郎さんの人間に対する考え方に一石を投じたんじゃないかなぁ…って考えちゃうんだヨネ。

まぁこれに関してはそのうち気が向いたらまとめてみようと思うんだけど…

それはそうとして。
「手長足長」回は海岸を舞台にした話だったので、今朝聞いてきた歌とちょっと重なった。
ユメコちゃんは多分イケてる女子だろうから鬼太郎さんと出会う以前から充実した毎日を送っていただろうけれど、鬼太郎さんと知り合うことによって人間以外の者と繋がったり考えられないような経験をたくさんするようになった。
それは鬼太郎さんと親しくなったユメコちゃんにだけ訪れた奇跡で、もっと言えばユメコちゃんが鬼太郎さんに恋しなければきっと味わえなかった生活だよね。
些細、でも運命的な勘違いから起きたユメコちゃんの姿連れ去り事件。妖怪が引き起こした事件の解決を鬼太郎さんに依頼すれば誰でもが鬼太郎さんと触れ合う機会を得ることが出来るけれども、ユメコちゃんのように鬼太郎さんたちと深く関わる経験ができたのは他の誰もいなかった。
ユメコちゃんは鬼太郎さんに解決してもらってハイお終い、にしなかった。
ユメコちゃんは鬼太郎さんを好きになっちゃったから。
きっと自分の事件後もたびたび鬼太郎さんと連絡を取っていたんだろうし、再び妖怪と関わったネコ仙人の事件以降、もっと接近するようになっていったんじゃないかと思う（笑）。
そうして人間の方から距離を縮めようとしてくる女の子の存在に、鬼太郎さんも心を許すようになるのは当然だし、仲良くなっていくのも当たり前のことなのであった。←でもだからといって鬼太郎さんもユメコちゃんに恋愛感情を持つかと言えばそういう考えは安直ヨネ。
ユメコちゃんのことはスキ。でもそういうスキじゃない。博愛主義と言えば事務的だけど、鬼太郎さんにはユメコちゃんとの関係を「男と女」という立場での感情で捉えて欲しくなくってサ。ユメコちゃんとは長い付き合いをして欲しいから、恋愛よりももっと深い愛情を持って接しているはずだというわたしの個人的な感情は要らんかゴメン。

ただ、鬼太郎さんへの恋心がきっかけとなってユメコちゃんを取り巻く世界がぐんと広がっていったのは事実。その気持ちの端っこを決して離さない限り、ユメコちゃんの騒々しい日々はずっとずっと、ずぅっと続くはずだナ、と思ったっていう話