東京裁判で、昭和天皇の戦争に対する考えを問われた東條
確かに陛下のご意思に反したかも知れぬが、我が内閣及び軍統帥部の進言に、渋々同意されたと言うのが本当であろう。
陛下が戦争に反対であったことは、開戦の詔勅の「やむを得ざる事なり。朕が志にあらず」の言葉で明白である。
この言葉は、陛下の格別な思し召しをもって我が内閣の責任において入れた言葉である。
陛下は最後の一瞬まで和平を願っておられた。
この戦争の責任は私一人にあるのであって、天皇陛下はじめ他の者に一切の責任はない。
今私が言った責任と言うのは、国内に対する敗戦の責任であって、対外的には、なんら間違った事はしていない。
戦争は相手がある事であり、相手国の行為も審理の対象としなければならない。
この裁判は、勝った者の、敗けた者への復讐、見せしめという他はない。
東條閣下は、日本人の罪を一身に背負って死刑台にぶら下がられたのであります。
■A級戦犯の遺骨「太平洋に散布」=米公文書を発見
(時事通信社 - 06月09日 13:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6548480
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