今期は7月に入っても完結してない作品がありますが…
新作も始まってしまったことですし、総括します。
〇ゴジラ シンギュラ何とか
ゴジラの名前を冠するだけで駄作だろうと思ってました…
ところが面白いんですわ、これが!
ちゃんとSFしとるし、ハッタリが効いてる。
そして特に2人のAIが非常に良い仕事してましたねぇ!
ただ、オチは何だか良く分からなかったし、ハッタリ倒しな感は否めなかったけど、演出で何となく解決した感もあるので良しw
登場人物も多いのに、密度が薄くなく、楽しめました。
今期一番のダークホースでした。
〇Vivy
AIの反乱・過去改変などの使い古された題材を、散りばめられた疑惑と意外性の展開で惹き込んでくれた作品。
ルル山さんが実に良い仕事をしてましたね〜!
なかなか楽しませて貰いました。
人工知能による感情の理解や獲得などを描くと思いきや、その辺は何となく…で終わったのは残念。
傑作に届かない惜しい作品だったかな。
なお、はじまりの歌はノリノリで中毒性あってええ感じでした!
https://youtu.be/2p8ig-TrYPY
〇シャドーハウス
とても前向きな主人公が過ごす、心温まるお話…ではなかったですね、やっぱりw
ちょっぴり不気味な雰囲気が漂っていた通り、謎が蠢く話でした。
そんな中でも主人公のぶれない前向きさはとても良かった。
2期も期待したいところですが…
終盤、原作と違う展開になり、最終回次第では2期なしが確定してしまうかも…
なお、動画工房を出奔した精鋭が作成した作品らしいのですが、それも納得の良い出来でした。
最終回をハラハラしながら拝見しましょう@@;
〇美少年探偵団
新房さんが監督じゃなくて心配だったけど…
杞憂でした。
西尾維新らしい謎と展開が好きなら間違いない作品。
ただ、男性陣の登場人物が「薄くなかったのに薄かった」のが惜しかったかな。
2期に期待@@!
〇スーパーカブ
最初は、台詞もない静かな雰囲気で惹き込まれました。
そして、自己表現な苦手で内気な少女がカブを手に入れてから心温まる日常…という作品だろう思ったのですが、話数を重ねるとちょっと違うことに気付きました。
まず、2人目の子が富士山登りで何度も転倒する回は観ててちょっと辛かった。
そして何より、3人目を助けに行く回は凄い苛立ちましたw
警察とか救急車呼ばないと、下手すりゃ死んでるでしょ…
3番目の子も可愛かったけど、こちらも少しおかしい。
肝心の主役は毒舌だし電波だしで、色々違和感を感じる作品でした。
厳しい自然をバイクの改造などで乗り越えて行く場面は悪くなかった。
しかし、バイクを通じて穏やかな自然を楽しむ系…でもありませんでしたw
静かな演出とか、色々良い部分もあったけれども、チグハグ感がぬぐえない作品でした。
〇SSSS ダイナゼノン
これまた静かな雰囲気に惹き込まれる作品でした。
終わりの歌の導入部も何か良かった。
一方、ロボの活躍は売りになってなかったんじゃないかなぁ…w
さらに最終回。
世界観やら、ユメちゃんのお姉ちゃん関連やら、5000年前の事やら、ガウマさんの復活やら、主人公(?)が何故ユメちゃんに惚れたのかとか、何から何までなんだか良くわからなかったw
とはいえ、何故か分からないけどまぁまぁ楽しめたから良しとできた作品でした。
スーパーカブと並んで棒演出が許された作品。
〇憂国のモリアーティ 2クール目
1クール目に比べてホームズが有能になったのもあって、凄く楽しめました。
表題の通りの内容にも惹きこまれました。
ただ…余計な登場人物が多いためか、主役陣の影が薄くなってしまったのは残念。
また後半はほとんど陰謀関係ばかりで推理部分が無くなって、仕事人描写も減ってしまったのは残念。
オチもスッキリというより、あっさりし過ぎてて残念。
もう少しホモホモしさを前面に出しても良かったのに…w
何とも惜しい作品となってしまったかな。
▽MARS RED
1話は何回見返したか分からないほど素敵だった。
けど、その後はグダグダで心底カッガリ。
軍人は揃って無能。お偉いさんのやりとり・展開も適当かつ滅茶苦茶。
諏訪部さんの言動も意味不明等々…
後半も滅茶苦茶だし、凄い適当に作ってるでしょこれ…
声優陣もかなり贅沢だったけど、畠中祐はなかなかしっくり来ず、山寺さんは無駄遣い。
それと、音楽が惜しかった。
弦楽器をシンセにしてなきゃアニメ史上に残りうる傑作になったかもしれないのに…
予算をケチって死産させちゃいましたね… この点においても残念至極な作品でした。
https://youtu.be/qyjSmeTfWFM
それでも中盤までは盛り返すかと思って期待してたけど、それ以降は観るのが苦痛に感じる回もあるくらいでした…
1話以外の記憶を消去した方が幸せになれる作品ですねw;
最終回だけ観てないけど、期待してません@@;
▽バックアロウ
巻き返しに期待してたけど凄くガッカリさせられた作品でした。
谷口監督作品の中でも史上最低だったかな…
展開は読み難くて意外性に溢れてたんだけど「先が読めないことが面白さになるとは限らない」わけで…
何で楽しくなかったのかと言えば、敵も味方も主役もおにゃのこ達も含めて、「登場人物の大多数に魅力を感じなかったから」…なのかな? 村人たちも最後までMOBでしかなかったし。敵役なんてイキってたばかりで何の魅力も感じなかった。主人公にも筋が通ってなかったからか感情移入出来なかったし。
例えばルルーシュにはシャーリー等の大切な友達がいて、彼らとの交流がルルという人物に対してより深く感情移入させてくれたものですが… また、ガン&ソードならエルドラじじぃズとか、海賊たちとか、チョイ役っぽい連中も魅力的だった。スクライドなんて魅力溢れるキャラたちの宝庫で、スーパーピンチみたいな1話しか出番の無いくらいのキャラやら、農場のおばさんすらも愛されていた。
この辺の差が圧倒的だったかな…
登場人物が屑ばっかりだったリヴィジョンズのがマシ!
今期2番目に落胆させられた作品でした。
▽86
差別とか戦争とか死とか、かなり重い題材を扱ってはいたものの、色々と薄っぺらの凡作でした。
「重そうなのに薄い」という意味では『ひげひろ』と双璧をなしていた作品と言えるでしょうw
作画と音楽はかなり良かったんですけれども、残念。
========終盤に脱落==========
▽ひげひろ女子
「児相に相談しとけ」と野暮なことはもう言いません。
けど、それを差し引いたとしてもやっぱ酷かった。
「真面目で重いけれども、良く考えられた深い話」ではなく、「それっぽい設定で適当に家出させ、可愛い子を適当に並べ、カコイイ雰囲気の台詞を適当に並べてみました的な駄作」でした。ということで、実写化でもしてればいいんじゃねーのって感じですかね…
そんな感じで加奈ちゃん目当てで見続けるのも辛くて、終盤に脱落。
なお、石原夏織ちゃんはいつも通り当て馬感がプンプンしてましたw
▽聖女の魔力
逆ハーレムもの。
魔力の研究云々のところで寝てしまったw
そういうのより、人との交流をやって欲しかったデース!
ということで、脱落。
========中盤に脱落==========
▽幼馴染が絶対に
作画が酷イイイイイイイイ!
あんまりだアアアアアア!(エシディシ風)
登場人物たちの思考体系も酷かったw
ここまで酷かった理由は、精鋭が揃って「シャドーハウス」制作陣に移籍したからの模様。
…なるほど納得。
人材は大事!!
今期は「〇」が多かったので、その他ほとんどが1話止まりでした。
ということで、1話感想と内容がかぶるので、そちらへのリンクを張っておきます。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1978942183&owner_id=206229
とはいえ、それでは少し寂しいので、私ではない人の推し作品も簡単に。
・魔道なんとか
作画・背景・配役の質がやたら高いチャイナ原作アニメ。
「序盤はほんとに意味不明なんだけど、凄く複雑な人間関係と背景・経緯を理解すると凄く楽しくなる作品!! 人生が潤う!!」らしいですw
…たまにポツポツ観てたけど、やっぱしダメでしたが女性なら気に入る人も多いかもしれません?
・バクテン
主役以外の声優陣が露骨に女性を釣りに来てる作品でしたw
不作の時ならワシも観てたかも。結構面白いらしいです。
・ましろのおと
バクテンよりも面白いらしいです。
こちらも女性向け?
・ゾンビランド2
ゾンビランドらしいです。3も行けそうな勢いだとか。
アイドルものが好きなら鉄板ぽい。
・東京リベンジャ 高校生くらいまでにかなり人気らしい。
・長瀞さん 割とラブい感じになったらしいです。
・カバディ ちゃんとスポコンらしい。
・戦闘員 ぼちぼちギャグが楽しいらしい。
・フルダイブ糞ゲー 同じくぼちぼち楽しいらしい。
・やくならマグカップ 「後半が実写」は継続するらしい…
以上のように、今期は楽しめる作品が多かったのですが、2度3度観たくなるほどの作品は実質ありませんでした。
強いて言うなら、ゴジラ。これは食わず嫌いせず観て欲しいなと思った作品です。
はてさて、皆さんはどうだったでしょう@@!
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