Wandering Soul

先日、スマホケースが壊れましてね。

背面に表皮風のビニル的なものが張ってあるものでしたが、何年も使い続けて
薄皮饅頭の個別包装を解いた時の薄皮がビロビロ取れた様な感じになっていまして、
これはそろそろ変え時かしらなんて思っていた所でした。

いざ新しいケースを買おうと近所のお店を廻ってみたもののこれが見つからず。
どうやら私のスマホの型が少し主流から外れてしまったらしいです。
CMで細かすぎる細杉くんがあんなに流暢な発音で型名を述べていたのに。

いっそネットで買おうかしらなんて思っていた所、出かける用事がありまして、
その近くに大きいヨドバシカメラがあるってんでちょいと入ってみてみた所、
お目当ての型のケース売り場があり、悪くない感じのケースを見つけたので即購入。

接客してくださった店員さんの声が芸人のもう中学生さんの声に激似でした。

何がしか雑学でも披露して｢ためになったねーこれ｣と言ってもらうのは無理なので
せめて何かを注文し｢しょうっしょおまっちをー｣と言ってもらおうかとも思いましたが、
元来の小心者なのでそんな事できずじまいでした。ポイントカード忘れました。

さて、今回はそんなもう中さん似の声の人を見た6月23日水曜日のお話。

世界的に有名な超高速ハリネズミ、ソニック･ザ･ヘッジホッグのお誕生日なこの日。
彼がアニメになった時の超高速な主題歌を高取ヒデアキさんと一緒に
超高速で歌っていた影山ヒロノブさんのアコースティックなソロライブシリーズ
｢影山ヒロノブ 2021年ソロアコギの旅 6月編｣に行ってきました。

読んで字の如くな影山さんがソロでアコギなライブの6月編でございます。
4月に有観客ライブ再開の報を受けダメもとで申し込みまさかの当選。まさかの1番。
8年ぶりのソロアコギに調子乗って5月編も申し込んでみたらやっぱり見事に落選。
で今回もダメもとで申し込んだ所、まさかの当選。わからないものでございます。

そんな影山さんのソロアコギの6月編がどんな感じだったのかは下のリンクに
うたいたいうたうたいとうたいたいうたうたいのかえると
セタガヤタガヤセBaby Bang! Bang! Bang!でよろしくどうぞ。

https://tekkoutetu.wixsite.com/tekkoutetu/r-524

ここだけ補足。

･前途の様にヨドバシカメラで案外早くスマホケースを買えたので
ヨドバシカメラを散策。最上階のGUに行って先日買った服が
かなり値引きされていて結構ヘコむ。

･前回、入場時にファンクラブのWEB会員証の提示が必須だったものの
それを知らずに慌てふためき、ログインパスが何故か違ってしまい多いに焦ったので
今回はバッチリ準備をして挑んだのですが、今回は手形改めは無し。
前回はどうやらチケットの不正転売が発生した事受けての手形改めだったよようで。

･会場は地下に潜るタイプなので地下1階が入り口と2階席、地下2階がステージと1階席。
客席の最前方は幸いにも4月編で味わう事が出来たので、今回は2階で観覧。
眺めも良くてトイレが近く客が密集していないのでわりあいと楽でした。

･前回の4月編では配布されなかった注意事項を書いた紙と特製チケットが配布。



･さっさとドリンク交換。前回と違いご時世柄アルコール提供は無いらしく。
ライブにアルコールはあってもなくても良い人間なのでジンジャーエールで一杯。

･したら｢えぇ〜アルコールないのォ? さっき入口で聞いたら有るっていってたよォ｣と
店員さんにタメ口で詰め寄るマダムがいらっしゃる。ノンアルを発注されたっぽい。

･しばらくしたら下の客席から｢カンパーイ｣って声が聞こえる。

･ステージ上に鉄琴があったので｢シモキタ｣が久々に聞けちゃう気がする。

･今回の新曲は6月だけにカエルモチーフの｢うたうたういのカエル｣。
ちょっと言葉遊びチックで楽しく、間奏にハングルっぽいのが入るのも新鮮。

･これまで影山さんのトークのリアクションとして使用していた歓声のSEは無し。
実際のライブに行く身にとっては国も規模も違う歓声がくすぐったかったのでした。

･久々に｢Bang! Bang! Bicycle｣が聞けちゃう。30周年のライブ以来かしら。

･前回からその場で色んな音をサンプリングしちゃうマシン、ルーパーが導入。
音が作られて行く過程を目の当たりに出来るというのも興味深いもので。

･｢風にひとりで｣｢THE REAL FOLK BLUES｣が連続で聞けちゃう。あらサンライズ。
二曲とも原曲を多感な頃に聞きまくっていたし、影山さん版も大好きなので
連続して聞けちゃうというのはそれはそれは嬉しうございました。

･｢THE REAL FOLK BLUES｣の｢一つの眼で｣で影山さんと眼が合ったと勘違い。

･｢地球(ここ)から｣からの｢星の降る丘｣というのも対になってる感じで素敵。

･やっぱり｢シモキタ｣が聞けちゃう。しかも仕切りなおして二回も。
スクリーンに映されたPVも10年以上前なので今はだいぶ変わっているのかしら。
少なくとも遠藤さんは10年前と比べるとだいぶビルドがアップされている印象。

･ラストブロックは7月の発表が気になるLAZY三連発。
どの曲も"あの頃"を思い出すような曲なのでしみじみとするものでございます。

･アンコールはピアノの弾き語り。アコギと比べると発展途上な腕前でも失敗しても
人前で一生懸命演奏される影山さんの姿勢にはただただ感服するばかり。
だからちょっとミスしただけで影山さんを嘲笑しないでマダム達。推しでしょうに。

･終演後、入り口がすぐなのでさくっと帰れちゃうもの。
そして一時間後には帰宅してお風呂に入れちゃっていたもの。

･当日のライブは配信でも視聴可能。近頃はアーカイブは無かったのですが、
今回はアーカイブが一日だけ付いたので見てみると特にカットはされておらず。
画質もよろしくてカメラが増えて臨場感マシマシでした。

･4月編に引き続き運よく見る事が出来た6月編の影山さんのソロアコギ。
影山さんの独特の明るく飾らないスタンスは実にカッコよいものでございますし、
今回はルーパーを多様した事でちょっとした緊張感が生まれたりしつつも
失敗を重ねながら新しいものに挑む真摯な姿勢もまたカッコよかったです。



･次に影山さんのお姿を拝めるのは夏のお楽しみ｢ANIME JAPAN FES｣。
今年はご時世か｢スーパーヒーロー魂｣と｢スーパーアニソン魂｣の二日間開催。

･｢スーパーヒーロー魂｣は武村太郎さんとつるの剛士さんが初出演。
全力全開に話題沸騰なゼンカイジャーを生で聞く事が出来るのと共に
55周年のウルトラマンシリーズを寿ぐ感がバシバシと伝わってきますが、
前田の達さんもいらっしゃるのでダイナの歌と主人公の共演も期待。
したらMoJoさんも｢Take off!! スーパーGUTS｣歌ってくれないかしら。

･｢スーパーアニソン魂｣はまさかの水木さんと山本先生が不在。
おそらく水木さんは声帯不全麻痺の回復次第で合流されるのではないかしら
なんて思っていたらザ･リリーズの燕奈緒美さん、真由美さんが追加決定。
懐の深さが4次元ポケット並みの｢スーパーアニソン魂｣の本領発揮を感じました。

･両公演共まだまだ誰がどう追加されて行くかお楽しみ感がございますので、
なんとかチケットが当たりますようにと願うばかりでございます。