女子ゴルフのメジャー、全米女子オープン選手権は6日、米サンフランシスコのオリンピック・クラブ(パー71)で最終ラウンドがあり、首位に1打差の2位からスタートした笹生(さそう)優花が2オーバー73とスコアを崩したものの、通算4アンダーの280で22歳の畑岡奈紗と首位に並び、プレーオフの末にメジャー大会初優勝を果たした。19歳351日での優勝は大会史上最年少。
日本勢女子のメジャー大会制覇は1977年の全米女子プロ選手権を制した樋口久子、2019年のAIG全英女子オープン優勝の渋野日向子がいる。
フィリピン出身の笹生は、父が日本人、母がフィリピン出身で両国の国籍を持つ。18年のジャカルタ・アジア大会ではフィリピン代表として出場し、団体、個人ともに優勝。19年の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)プロテストに合格し、20年8月のNEC軽井沢72でプロ2戦目にしてツアー初優勝を飾った。これまでに国内ツアーで2勝を挙げ、今回の全米女子オープンはフィリピンで出場登録していた。【和田崇】
今年は、男女でメジャータイトルを取るすごい年です
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