〜「ステップ」「虹色デイズ」の飯塚健監督によるオリジナル戯曲で、2012年に上演された舞台劇を、飯塚監督自らのメガホンで映画化。「虹色デイズ」でも飯塚監督と組んだ中川大志が主演を務め、自殺志願者を見分ける能力を持つ自称小説家の男が自らの正義のもとに巻き起こす奇想天外な騒動を描く。自称小説家の剣持聡と親友の漆原聡は、ウサギの着ぐるみに身を包んで区立図書館へ向かう。彼らの目的は、図書館を襲撃することだった。数年後、もう1つの事件である「ラジオ局電波ジャック」が起きる。やがて、2つの事件に隠された謎と悲しい真実が明らかになる〜<映画.comさんより>
全くのノーマーク作品だったんですが、マイミクのお2人がご覧になられて「面白かった」と感想を上げられていたので、気になっていました。
私が住んでる県内では劇場上映がない。プラス、あまり劇場で観たいっていう作品じゃない(ごっ、ごめんなさい
)
auスマートパスプレミアムで配信中?息子のスマホはau。
スマホでやってみてもらったら確かに観れることが判明。
だがスマホを2時間とか借りるわけにはいかないし、小さすぎてイヤ。
待てよ。au契約した時に一緒に買ったタブレットは?息子のスマホとデータ共有してるし、イケるかも?
そこで息子に頼むと、ものの3分ぐらいで観れるようにしてくれました〜。ありがたや
で、感想ですが〜。
久しぶりに、キャストスタッフ誰一人知らないっていう作品ゆえ新鮮でした(何の自慢にもならない
)
前半が「図書館襲撃」後半が「ラジオ局電波ジャック」という2つの事件で成り立っています。
最初はウサギさんが走っていって「あらあら」と軽いノリで見てたんですが、どちらの事件にも惨い&悲しい過去の出来事が背景にあるのが明かされて・・・思わず座り直しました。
台詞の言い回し、長台詞、人物の配置等で、途中「これは舞台劇?」と気づき・・・やっぱりそうでした。
前半、図書館での「絶対借りられない本」探し。
拘束していた(だけどすぐに立場が逆転した)司書等たちも巻き込み、どうやってそれを見つけていくか〜。
過去のフラッシュバックを挿入しつつ、数々の台詞も良かったし、まずまず面白かった。
で後半に入るんだけど、最初は前半の流れと上手く繋がらなくてどこか違和感。
まあ、でも、バンドの話とわかってからは、なぜかすんなり。
でも、簡単にラジオ局に入れて電波ジャックできて・・・「えっ?」「えっ?」
それでも・・・菊池くんのギターと歌声そしてある人との会話には、ちょっと感動してしまったという
この菊池役の落合モトキくん、いいなって調べてたら・・・『桐島、部活やめるってよ』で、よくトイレに行っていたあの子でした
※予告編
https://youtu.be/DlLRmVwy7tw
巷の感想を見ると「退屈だった」「ご都合主義」とか書かれていたんですが・・・。
個人的には悪くなかったです。いや、素直に面白かったって言うべきか(笑)
エンディングのとこ、本当、ウルウルきたし。
粋のいい台詞、随所に感じた魅せるセンス、そして勢いにやられたって感じかな。3.5☆
追加:飯塚健監督は『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』も監督されていたんですね!
公開が延期になってしまっていますが、絶対観たいと思っています。
ログインしてコメントを確認・投稿する