メルセデス代表トト・ウォルフ激怒...ラッセル、ボッタスは「多分悪くなかった」と認める
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先週末のF1。メルセデスの育成ドライバーでウィリアムズにレンタル移籍しているラッセルのマシンが、メルセデスのボッタスのマシンと接触。どちらも怪我はしなかったものの、マシンは壊れてWリタイア。特にボッタスのマシンはグッチャグチャの全損だった。
今回のラッセルはいつになく荒ぶっていて、クラッシュ直後でまだ車から出ることもできてないボッタスに怒鳴り込んでいって、ヘルメット越しにバンッ(なおボッタスも中指を立てて応戦)。レース後もSNSでボッタスを繰り返し批判(なおボッタスもSNSでラッセル批判)。
しかし怒りに我を忘れたのか、うっかりメルセデスに仁義を切りに行くことを怠ってしまい、それにメルセデスのディレクターのトト・ヴォルフが激怒。インタビューにおいてラッセルを「干す」可能性を示唆。
ようやく自分の立場の危うさに気づいたラッセルは、あわてて「ボッタスは『多分』悪くなかった。反省している」と謝罪した…みたいな話なのだけれども、このときのトトの脅し文句である
>私はずっと彼に「もし彼がいい仕事をすればメルセデスに乗れるが、そうでなければルノー・クリオカップをやることになる」と軽口で言っていた
>今日はルノー・クリオカップに近づいている。
の意味が上手く飲み込めず、ひとしきり悩む。とりあえず、
・クリオは日本ではルーテシアの名前で売られている車。サイズ的にはコンパクトカー。
・カップは、3種類あるクリオのレース仕様の上級モデルのうちの一つ。
ということは分かった。つまり「F1での居場所を失って、(ラリーなのかクロスラリーなのかツーリングカーレースなのかは分からないけれど)市販のコンパクトカーを使うようなレースに出ることになるぞ」みたいな脅しだったらしい。
「軽口とはいえ、他所のメーカーの車を揶揄するような言い方はいかがなものか」と思ったのだけれども、クリオに搭載されているエンジンは ルノー日産とメルセデス・ベンツ(当時はダイムラー)が共同開発したものなので、メルセデス的には「遠い親戚」くらいではあるのだろうか。それにしたって、そのカテゴリーのレースをやってる人たちに失礼ではあるが。
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