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2021年04月28日04:45

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新規開館!ロマンスカーミュージアムに見参!

2021年4月19日(月)、神奈川県・海老名に「ロマンスカーミュージアム」が新規オープンしました。

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「ロマンスカーミュージアム」の「ロマンスカーギャラリー」に並べられて展示されている7000形LSEと3100形NSE、3000形SE・SSE

オープン当日は平日ということもあり、お仕事の関係で訪れることは出来ませんでしたので4月24日(土)に行って来ました。

最寄り駅・海老名駅に着いたとたん、保存車両が描かれたパネルがお出迎え。

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小田急線海老名駅改札内のパネル

「ようこそexclamationロマンスカーミュージアムへexclamation」と聞こえてきそうでした。

では、ロマンスカーミュージアムの入口に進んでいきます。

なんと、入口にはとんでもないものがドーンと置かれています。

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ロマンスカーの木製モニュメント

これはロマンスカーの木製モニュメントですね。

中にも入れるので、これは何らかに使われるかも知れないですね。

と、いうことで館内に入ります。

先ず「ヒストリーシアター」へ。

おーっと!

いきなりとんでもないものがお出迎え。

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モハ1形電車

なっ、なんと小田急の歴史上では外してはならない開業当時のモハ1形電車を発見!

車内には入ることは出来ませんが窓越しに見る事は出来ます。

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モハ1形運転台

シアターでは小田急の歴史をスクリーンで紹介。

「ヒストリーシアター」を出て薄暗い通路を通り「ロマンスカーギャラリー」へと向かいます。

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「ヒストリーシアター」から「ロマンスカーギャラリー」への通路

「ロマンスカーギャラリー」に到着。

まさに「ロマンスカーの殿堂」。

30年近く前に引退した3000形SE・SSEから3年前に引退して間もない7000形LSEまでズラリ(その間に20年前に引退の3100形NSE、9年前に同時引退の10000形HiSEと20000形RSE)。

先ずは7000形LSE。

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7000形LSE(正面)

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7000形LSE(斜め撮り)

こちらは車内に入って見学は出来ませんが窓越しに車内の様子を見る事が出来ます。

続いて3100形NSE。

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3100形NSE(新造時復元)

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3100形NSE(引退時)

こちらはギャラリー入口向き先頭車両は新造当時の姿に復元されていて反対側先頭車両は引退時そのままの状態。車内見学は可能ですが座席への着席は不可能。

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3100形NSE車内

隣には3000形SE・SSE。

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3000形SE・SSE(新造時復元)

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3000形SE・SSE(晩年時)

こちらもギャラリー入口向き先頭車両は新造当時の姿に復元され反対側は晩年の「あさぎり」運用時そのままの状態でした。

新造当時の姿に復元された先頭車両には「乙女」のヘッドマークが掲げられ、晩年時そのままの姿で残されている先頭車両の前頭部に「あさぎり」のヘッドマーク、側面には「新宿→御殿場」の行先表示のサボと当時の列車種別・連絡急行を示す「急行」のサボが掲げられています。

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「新宿→御殿場」サボ

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「急行」サボ

ちなみにこのロマンスカーの現役時代は箱根・江ノ島方面の列車は特急で「あさぎり」は連絡急行でした。

車内見学は可能ですが座席への着席は出来ません。

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3000形SE・SSE車内

奥の方に行ってみると、9年前に同時に引退した10000形HiSEと20000形RSEの姿がありました。

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10000形HiSE

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20000形RSE(先頭車)

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20000形RSE(2階建て車両)

10000形HiSEは連接部分も見られるようになっており、車内見学も出来て、座席への着席も可能。

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10000形HiSE連接部分

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10000形HiSE車内

20000形RSEは先頭車両(普通車)と2階建て車両(グリーン車・セミコンパートメント席・喫茶カウンター)の2両が連絡された状態で展示され、車内見学(普通車の座席着席は可能でグリーン車とセミコンパートメントルーム席の座席着席は不可能)も出来ます。

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20000形RSE先頭車両座席

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20000形RSEセミコンパートメントルーム席

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20000形RSE喫茶カウンター

10000形HiSEは4編成造られて半数は長野電鉄へ譲渡、20000形RSEは2編成造られて半数は富士急行へ譲渡されて現在でも現役車両として活躍しているので、それらは「小田急線内からはいなくなったが仲間が新天地で頑張っている」としながらも「殿堂入りしているロマンスカー」と言っても過言ではないと思います。

「ロマンスカーの殿堂」と言われし「ロマンスカーギャラリー」をあとにして次は「ジオラマパーク」。

「ジオラマパーク」はスケールが大きく、新宿駅から箱根・江ノ島まで再現され小田急の電車の他、箱根登山電車や江ノ電の模型電車も走行。

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「ジオラマパーク」の様子

ペーパークラフトの模型電車の模型電車もありました。

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ペーパークラフト模型

模型の電車を見た後は屋上の「ステーションビューテラス」に上がって本物の電車を見る事にします。

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「ステーションビューテラス」からの一望

屋上から本物の電車を一望も良いですね。

これをもって館内での見学は終了。

ではでは・・・

併設されたカフェ「ロマンスカーミュージアムクラブ」でティータイムです。

メニューの中にはかつての「走る喫茶室」の名物「クールケーキ」を再現した「日東紅茶クールケーキセット(700円)」があったので、そちらをいただくことにしました。

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「日東紅茶クールケーキセット」(700円)

実際にいただいてみたら味はおいしかったです。初めてロマンスカーに乗って車内でいたただいた事を思い出しました。

店内には「走る喫茶室」の様子をモノクロ画像のパネルで紹介されています。

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パネルで紹介されている日東紅茶スチュワーデスによる「走る喫茶室」の様子

束(つか)の間のティータイムを終え、館外のまわりを歩いてみたら窓越しに館内の様子を見る事が出来ました。

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館外の窓越しから見える館内の様子

このように見てまいりましたが、スケールも大きくてロマンスカー以外にも小田急の歴史も紹介されたので、お勉強にもなりましたし楽しかったです。

皆様も是非、行ってみてはいかがでしょうか?

当分の間は完全予約制になるそうですが、是非ともオススメします。

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