昨日の紙面一面であるがこちらである。
総理大臣の息子のバカの接待問題からあれこれ調べがついて結果こうなった。この息子、きっと首相のあのおやじから「俺の顔に泥を塗りやがって!」と無茶苦茶に起こられてるんだろうなと思った。まあ親子で目くそ鼻くそなんだから仕方ないよねえ。ちなみに鼻くそは息子の方でありましょう。
それより上記フォトの左端の「福岡国際マラソン今季で終了」の記事に驚いた。いまどきマラソン大会はああいったエリートアスリート特化タイプのものより大都市市民兼業型の方が主流ということらしい。「福岡」はあの大河にもなった金栗四三先生の記念大会であるので残念だと思う。まあ時代ということのようである。
昨日の日記で「死人に口なし」の話を書いたが、そこのお得意先を思い出しつつそこでは別件でとほほな話があったことを思い出したので書いてみたい。
その得意先はおばちゃんが亡くなった後は社長社員ひとりずつの小所帯で切り盛りしていた。規模は小さいながら着実に収益は伸ばしていたらしく、老朽化した社屋を改築工事することになり近所のマンション一階の事務所に移転して間借りしていた。
その際のことである。事務所は日中社長も社員も営業兼配達に出かけ留守していた。その留守を狙ってであろうなんと事務所荒らしの空き巣が入り、事務所内を荒らされる被害に遭ってしまったのであった。
商売柄事務所に現金を置かないので事務所を荒らされただけでにつき金子の被害に遭わなかったのが幸いであったようだ。当然110番に通報したところ、警察官やら私服刑事やら鑑識課員がわんさかやってきて事務所内外は騒然となったのであった。
そんななか社長が刑事からあれこれ事情聴取を受けていると、そばから推定年齢56歳のちょっとぼっさりして小汚い感じのするまるで刑事コロンボみたいなおっさんが近くにやってきて社長と話している中年刑事との間に割り込んできて被害のあった会社の事情も知らないうちにこうほざいたのであった。
「内部の犯行の可能性がある」。
これを聞いた社長と中年刑事はふたりして大口を開けて、「え〜っ?!!!!!!」と返したのであった。だってそうであろう。会社には社長と社員合わせてふたりしかいないんだからね。中年刑事はそのコロンボ刑事に対してこう返した。
「警部殿!この会社には社長と社員ひとりのふたりだけなんですけど」。
そしたら今度はコロンボのほうが大口を開けて「え〜っ?!!!!!!」と返したのであった。
ぎゃははははははははははははははははは!な、内部の犯行!いったい警部殿は何を根拠にそう思って言い出したのであろうか。粗忽極まれりである。
そしたらこの警部殿。どうもバツが悪くなったようで現場からまるでフェードアウトするようにいなくなってしまったそうだ。決まりが悪いから逃げたのである。刑事のくせに逃げたんだよと社長は言っていた。
そして社長は中年刑事に訊いたのであった。「あんなんで警部なの?」。
すると中年刑事は社長に対してこう返したのだそうだ。
「ええ、よくわかんないんですけど。ひょっとすると縁故の入社ですかねえ」。
どわははははははははははははは!え、縁故入社!ってそりゃあよくある小さなバカ会社のバカ社長が仕入れ先だかの大企業にバカ息子を送り込むのとはちょっとワケが違うと思うぞ。私服刑事になるまでは幾度も国家試験を受けなきゃならないからねえ。警部殿はひょっとするとよほど運が良かった至福刑事だったのかもしれないねえ。
これも今から四半世紀以上の話でありその時すでに56歳くらいであったからして警部殿ご存命なら80歳ちょっとくらいだ。そのくらいの人が警官になった時代ってひょっとすると今より募集がけっこうゆるかったのかもしれない。
そう思うのもコイツの存在があるからだ。
ご存じザッパマン義父であり今年で72歳になる。この人も警察官だった。もう百回くらいこいつを日記で書いたのでこれまたご承知のとおりこいつは激烈なバカだ。
こんなんがつごう40年間警察官として任務していたのであるからして、ひとむかし前の警察組織というのはかくもユルかったのかもしれないと僕は思うぞ。
だいたいが我が亡父も警察官であった。存命なら90歳の父はかつて若い頃の警察勤務の話をしたことが少しだけあった。
警察交番にはその頃といえば黒電話のほかに消防署と病院のホットラインが敷いてあるくらいののどかな構えだったとあった。
ある寒い日の夜。数人で夜勤をしていると先輩警官たちがあろうことか交番で酒盛りを始めたという。在所が田んぼの中の一軒交番につき夜中の始動も滅多になかったのだそうだ。
なれどそんな晩に限って通報が入ったので、この先輩警官たちはあろうことか飲酒運転でパトカーに乗って現場に駆け付けたのだそうだ。現場では軽トラが田んぼの溝にはまってしまっており、この軽トラに乗っていた野郎も飲酒運転だったらしい。大らかというかもうむちゃくちゃな時代のことである。
やはり今どきの警部殿はこうであろう。
なんか日記で書いておきたいことがあったんだけどなあ。脱線し過ぎて忘れてしまったよ(-_-;)。まあ明日以降にいたします。
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