今日はイオンシネマ板橋で「シン・エヴァンゲリオン 劇場版」を観てきました。
総監督:庵野秀明
監督:鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏
声の出演者(役名):緒方恵美(碇シンジ少年期)、神木隆之介(碇シンジ青年期)、林原めぐみ(綾波レイ/アヤナミレイ/碇ユイ)、宮村優子(式波・アスカ・ラングレー)、坂本真綾(真希波・マリ・イラストリアス)、三石琴乃(葛城ミサト)、山口リツコ(赤木リツコ)、石田彰(渚カヲル)、立木文彦(碇ゲンドウ)、清川元夢(冬月コウゾウ)、関智一(鈴原トウジ)、岩永哲哉(相田ケンスケ)、岩男潤子(鈴原ヒカリ)、沢城みゆき(鈴原サクラ)、山寺宏一(加持リョウジ)、内山昂輝(加持リョウジ少年)他。
冒頭はこれまでの劇場版のダイジェストを流し、本編に入ります。
エッフェル塔でのミッション遂行中にNERVが送り込んだ大群が押し寄せ、マリがエヴァ8号機で迎え撃ちこれを撃破し、WILLEはエヴァの保守用パーツを手に入れます。
一方、アスカに連れられてシンジとレイ型クローンは第3村に辿り着き、成長して医師となっていたトウジのやケンスケの世話になります。
シンジはすっかり生気を失って抜け殻のようになっていました。
レイ型クローンは何も知らない何も出来ない状態から村人たちに色々と教わって人間らしくなってゆきます。
シンジは周囲の優しさに負担さえ感じていましたが、ケンスケの仕事を手伝い、加持とミサトの子リョウジと出会います。
ようやく村の生活に馴染んできたレイ型クローンはNERVでのメンテナンスを行っていない為、命が尽きてしまいます。
シンジはアスカと共にミサトが艦長をしているWILLEの旗艦ヴンダーに向かいます。
NERVのゲンドウはアディショナル・インパクトを起こそうと画策していて、ミサトはそれを阻止する為にエヴァ新2号機と8号機改を整備し、NERVを強襲する「ヤマト作戦」を発動します。
しかし、アスカが使徒に同化されてしまい、ヴンダーも侵食され始めます。
ミサトとリツコがゲンドウと対峙し、リツコがゲンドウの頭を撃ち抜き損傷させるも、もはやゲンドウは人間を越えた存在で、泰然としてエヴァ13号機に吸い込まれてゆきます。
シンジはミサトにエヴァ初号機への搭乗を申し出ますが、家族を亡くしたクルーがシンジに銃を向け、ミサトが盾となって腹部を負傷します。
裏宇宙に逃げ込んだゲンドウをシンジは追い、シンジの記憶の中にある風景の中で初号機同士の戦いが展開されます。
ゲンドウは2本の槍をもってアディショナル・インパクトを起こそうとします。
ミサトは新たな槍「ガイウスの槍」を作りこれを阻もうとし、他の乗組員たちをすべて退艦させヴンダーで突撃しますがミサトは落命し、槍をシンジに託します。
シンジはゲンドウと対峙し、ゲンドウはアディショナル・インパクトをもってユイを再生する夢が潰えた事を語り、シンジに詫びて消え去ってゆきます。
シンジはガイウスの槍でエヴァのない世界を作ろうと自分とエヴァを槍で突こうとしますが、ユイが現れシンジを元の世界へと戻し、エヴァとユイを乗せた初号機と13号機を槍で貫いて、その他のエヴァの次々に消滅してゆきます。
最後にマリが8号機でシンジの前に現れ、8〜12号機も消滅します。
そして、青年に成長したシンジとマリ、カヲル、レイ、アスカが宇部新川駅でごく普通に生きている様子が映し出されるのでした。
長かったというか、とても苦しみ悩み続けた碇シンジが苦悩からようやく解放された物語でした。
全ては父・ゲンドウの歪んだ人生・偏った人格起こした夢の中のお話しのような印象でした。
成長したシンジがマリとの関係が深まるとは考えも及びませんでしたが、これもTV版の終盤で描かれた皆に祝福され、何気ない日常を描いた「もう1つの人生」を描いた場面に通じるものなのかと考えてみたりします。
公式サイトURL
https://www.evangelion.co.jp/movie.html
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