３月４日はずら丸ちゃんの誕生日だった。だが！？

善子ちゃん「『限定醸造サッポロ開拓史麦酒仕立てビール』が更に手に入れることができたわー


これよこれッ最近は話題で売れに売れまくっていはから、どんだけファミリーマートを歩き回ったことかっ



あ、でも何か大切なことを忘れている気がするのよね〜🤔

まあいっかな。そうだ買い物をしなきゃいけないだった。
こんなときだし、すぐに用件を済ませてこなきゃね。

でもなんだっかな〜☹」



そんな善子ちゃんが３月４日に街へ出て、中央通りセガのゲームセンター前を通りすがろうとしたとき、、、


善子ちゃん「あっカワイイ〜。ディスプレイされているＵＦＯキャッチャーがあるのね〜

でもよく知っているような顔がいっぱい見える気がするわ


気がする、、、気がするっ

ア゛ーーーー
これって、ずら丸ちゃん（の顔）じゃないの〜」

そのＵＦＯキャッチャーをよ〜く覗くと、

善子ちゃん「えっハッピーバースデ〜

ヤ、ヤバイずら丸ちゃんの誕生日だったわ〜

ど、どうしよ〜！

浦女も試験休み期間で、この数日ずら丸ちゃんとも会ってなかったし。


そういえば休み期間に入る直前のずら丸ちゃん、なんか鼻歌をしていてとても楽しそう、楽しみを待っている〜て感じだったわ

それってもしかしてプレゼントを期待しているのかも
プレゼントできるものあったかしら、、、
今あげられるもの、、、あっさっき手に入ったサッポロビール開拓史麦酒しかないわ
でもこれを（誕生日）プレゼントにしたら
『未成年は飲んじゃダメずら』
って怒られちゃうわ

ああ〜モノ（プレゼント）もココロも準備できていないわどうしよう」

すると、
（着信音）
画面を観る善子ちゃん


善子ちゃん「えっず、ずら丸ちゃん
な、なんでこのタイミングッも、もしかして監視されていた」


恐る恐る画面の通話、応答にタップする善子ちゃん。

善子ちゃん「あっああ〜ずら丸ちゃん。お、お久しぶ〜り〜ね〜」

ずら丸ちゃん「あなたに会うなんて〜

なにルミ子さんの歌、いきなり歌い出したずら

やましい事でもあったずら」


善子ちゃん「ご、ごめんなさい
（ここはとりあえず、謝ってこおう）」

ずら丸ちゃん「なにを謝っているずら
あ、そうだこっちこそ謝らなくちゃいけないずら。

休み前に貸した、太宰治の本。図書室に無かったから、丸の持っていた中から渡したずら
図書室の本より、傷んでいたと思うずら。読みづらくなかったずらか」

善子ちゃん「（ホッ、誕生日プレゼントのことじゃないみたいね）

大丈夫よ。これから読もうと思っていたところだから。」

ずら丸ちゃん「じゃあこれからずらね。わかったずら🙂

中が読みづらいとこ、あるかもしれないけど気にせず読むずら。
それが伝えたかったずら。
じゃあまたずら」

善子ちゃん「あ、ああそう、🙂気にしてくれてありがとう。
またね〜

（ﾌﾟﾂ）よかったプレゼントのことじゃ無かったのね🙂」

すると
（着信音）
善子ちゃん「だれ」


画面を見ると、、、、

善子ちゃん「またずら丸ちゃんからの着信」

応答にでる善子ちゃん

ずら丸ちゃん「あっ、伝え忘れたけど（ずら）丸の誕生日プレゼントはいらないずら。
たぶんすぐにプレゼントできそうなモノが、ビールしか無かったとか言いそうずら。

じゃあまたね、善子ちゃん」

（プチッ）通話を切る善子ちゃん。

善子ちゃん「うわ〜〜〜。私の行動（ずら丸ちゃんに）読まれてる〜〜」