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2021年02月06日10:50

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高校の同級生の母親と電話で喋る夢

リアルな夢だった。

大学を卒業してから東京本社の企業に就職した同級生はアメリカを始めとする海外赴任が決まった。「近鉄・・」という名称で、彼は大阪本社だと思い込んでいた就職だった。
彼は、不本意ながら若くない母親を一人残して遠方の地に赴いたのだった。

帰国の際に見合いをして決まった結婚相手を伴って再び渡米、子供たちが誕生した。

私は彼の結婚式の司会をしたときに彼の母親と会ったきり、次に母親の顔を見るのはお葬式の遺影だった。

しかし、その声だけは脳裏に鮮やかに刻まれている。

彼と彼の家族が長いアメリカ赴任中に、私は日本のテレビ番組特に子ども向け番組をビデオに録り航空便で郵送することで彼の子育てを支援した。
また、年に数回だけだが彼の実家に電話を掛けて彼の母親と話した。
もちろん、アメリカから頻繁に実家に電話を掛けられない彼の代役が出来ればという思いからだ。
彼の母親は大阪市内在住だったが出身は四国が何処かだろうと思った。彼に尋ねてみたことはなかったが。
少し特徴のあるイントネーションでゆっくりとした語り口で、私からの電話を喜んでもらえた。

昨夜、いや今日の早朝の夢だったのか。
話し声は確かに彼の母親だったし、私自身も彼の母親と意識して電話で話していたが、話の内容は現在のものだった。
「病院に行かれるときは、コロナに気をつけて下さいよ」と私が言うと、
「○○(私の苗字)くんも、気をつけてね」と言って下さる。
また、「○○くんも、お母さんを大事にしてあげてね」とも言って頂いた。
「はい。おおきに」と私は返事した。

目覚めてから少しの間、私は涙をこらえるのに必死だった。
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