■たくあんの味や旨み、地域の気候が影響 東工大など研究
(朝日新聞デジタル - 01月23日 15:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6387199
昼餉に出された高菜漬けが、あまりにも美味しかったので、ねだって分けてもらって。
そのまま列車に乗って、東京に帰ってから食べたら。
東京で食したモノは、同じモノなはずなのに、温泉宿で食べた高菜の芳醇な香りは消えていて、スーパーで買ってきたモノと大差ない味だった。
で、あの感激は何だったのだろう?と、すでに十数年考え続けているがww
多分、こっちの味わう神経に、変化があったっとしか思えない。
木造宿の鄙びた雰囲気と、高価とは思えない食器と、暗い灯りと、澄んだ空気と、気温と、湿気と、高齢のオバサンの顔も、味を決める重要な要素だろうと思っている。
この研究は、世界中の料理や酒にも当てはまることだろうと、納得できるし。
卑近な例は、各人みな違う「お袋の味」が、これだろう。
さらにその上に、ヒトの味覚には、五感全部が全集中する瞬間があるらしい。
94歳で急な肺炎で亡くなった親父が、薨る1か月ほど前に、朝いきなり「すごくおいしい刺身を食べた夢をみたよ」とニコニコして起きてきて。
もともと生臭嫌いで、普段は刺身など、滅多に口にしないヒトが、珍しいことを言うと思って。
早速に魚市場に出かけて、知り合いのオヤジに事情を説明して、刺身を用意したが。
夕飯で一口だけ口にして、「うまい」とはいったが、「夢の味だ」とは言わなかったww
ひねくれものの癖に、死ぬ前の親父の味覚は「素直になれたんだ」と、妙に心に残っているww
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