息子がクレヨンしんちゃんの録画を見ていた。
私もチラっと見た。
母親のみさえが、手袋を編んでいる。
幼稚園のバザーで出品する品物を手作りしてるのだ。
不器用なみさえは、毎晩徹夜状態で編んでいるが全然すすまない。
夫のひろしが仕事から帰宅しても編んでいる。
「めしは?」と聞くと、「テーブルに置いてある。」
見るとカップラーメン。
「もう、3日連続カップラーメンだぞ・・・」
とつぶやくひろし。
バザー当日、しんちゃんのお友達ママは
素敵な手作り品。
みさえは、結局手袋は作ることができず、マフラー。
それもへたくそだから、ボロボロ。
他のママたちの手作り品は売れていき
みさえのボロボロマフラーだけ売れ残る。
みさえはいたたまれなくなり、
「飲み物買ってきますね」
と席をはずす。
そこに、お客さんがきて、みさえのマフラーを購入する。
みさえが戻ってきて、マフラーが売れたことを知る。
いったい、買った人は誰なのか。
次の日の朝。
ひろしはいつもどおり、仕事に出かける。
かばんから、ちょっとはみでているもの。
それは、まさしくみさえの作ったマフラーなのを
しんちゃんは気が付いた。
玄関を出て、ひろしはカバンの中から
そのマフラーを取り出し、首にまいて出勤するのだった。
・・・・・・
こうやって、書いてても、うるうるくるよ。
「クレヨンしんちゃん マフラー」
で検索すると、感動回とあった。
クレヨンしんちゃんって、おバカな内容が多いけれど
こうやって、感動する回も盛り込んでくるから、あなどれないのよね。
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