mixiユーザー(id:721151)

2020年12月31日17:27

76 view

「Op.110 べートーヴェン「不滅の恋人」への手紙」(東海市芸術劇場)12/5

ベートーヴェン誕生250年ってことで結構色々な企画がある昨今。今年なかなか見に行くことができなかった万里生くんがご出演ってことで観劇。今年はミュージカル1本もできなかったと別のところで言っていた万里生くん。この作品もミュージカルではなくて、一応ストレートプレイに分類されるんでしょうが、歌うシーンは少しあって、あとはどこか朗読劇っぽい要素もあって、なんだか不思議な世界観の作品でした。
ベートーヴェン本人が登場しないで周囲の人たちの語りの中から浮かび上がらせるっていう手法が面白かったです。そういう彼の存在を象徴し表現するのがステージ真ん中に置かれたグランドピアノ。それも木目調?っぽくて当時の雰囲気に近いものなのかな?なにやら貴重なものだそうで。新垣隆さんの演奏も素敵でした。でも、とくに曲名とか提示してくれないので、きいたことはあるような気がするけど、何の曲だっけ??って意味合いがいまいちつかみきれないのが残念。すいません、あんまりクラシックの素養がないもので・・・。

ベートーヴェンの「不滅の恋人」アントニーに一路真輝さん。最初に出てきたときの少女のような愛らしさから人妻になってからも品があって素敵でした。
ベートーヴェンの弟子のリースに田代万里生くん。語り手の役割でセリフもたくさん。一路さんと万里生くんは歌う場面もあって、どちらも素敵でした。万里生くんで印象的だったのは、カーテンコールでの立ち姿が誰よりも美しかった!(何を見ているのやら・・・)そういうたたずまいも好きなんですよねえ。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する