ヘッドホンの話。
今年は随分とヘッドホンやイヤホンに手を出しました。
その中で個人的に最もユニークだったのは
欧州オーストリアの新興メーカーAustrian AudioのHi-X55という
モニターヘッドホンでした。
オーストリアの老舗音響メーカーAKGは、経営の流転の結果、
欧州本社を畳み、中国に移転してしまいました。
社員の一部がその変節を良しとせず、オーストリアで新しい会社を起こしました。
それが、Austrian Audio、自らのアイデンティティーを主張する社名ですね。
まずは、録音に使用するマイクロホンを開発し、評判を得ました。
そして、ヘッドホンを望む声に応えて昨年発売したのが、
Hi-X55とHi-X50の二機種です。
耳を覆うアラウンドイヤータイプ、耳に乗せるオンザイヤータイプで
リスニングにも向くのは前者の方だと判断しました。
このほど、国内代理店から正式に発売されました。
◎届きました
◎携帯用袋入り
◎表側
ケーブル、マニュアル、シールが同封されていました。
◎裏側
左右の区別ははっきり判ります。
◎ケーブルは一種類のみ
3mのロングケーブルで、ステレオミニ3.5mm、6.3mm変換付き。
ヘッドホン側は2.5mmの細身で特殊なコネクタでした。
◎3.5mmプラグ
メーカーロゴ入り
◎ヘッドバンド内側
製品名、製造番号など。
オーストリア製造です。
小規模な会社ですから、家内制手工業でしょうね。
◎AKGの旗艦K812と
旧会社での最高峰でした。
この開発スタッフもいらっしゃるのかも。
◎イヤーパッド比較
K812はこの深く広い構造が快適な音作りになっていました。
Hi-X55の構造はシンプルですが耳を良く覆います。
◎Hi-X55重量
およそ320グラム、やや重い。
◎K812重量
およそ402グラム、慣れないと少々首に疲れが来ます。
◎K702-65th重量
およそ304グラム、こちらは大型でも軽量で定評でした。
◎K601重量
およそ259グラム、我が家最古参のAKG機種。
◎DT1770重量
およそ379グラム、密閉で大型、やはり重量があります。
◎K371重量
およそ257グラム。現行AKGの製品、いわば生き別れの兄弟?
◎アシダ音響ST-90-05重量
およそ124グラム、さすがオンイヤータイプは軽量ですね。
◎一方、イヤホンは
intime Ti3 Blanced 4.4。
ケーブルは4.4mmバランスなので少々重いかな?
◎収納ケースの為にサイズ測定
幅、195mm?
◎高さは…
190mm?
◎厚みは
50mm?
後日、密林でGeekriaの製品をチョイスします。
◎ヘッドバンドとハウジング部分
ケーブルを接続する左側から右側に送るケーブルですね。
シンプルですがセンスが良い。
◎強度は十分ありそう
金属と合成樹脂を上手く使い分けているようです。
◎ヘッドバンドのクッション
マジックテープで着脱可能です。
◎ヘッドバンドの調整機構
◎イヤパッドを側面から
十分な厚みと弾力と遮音性があります。
デザインはとても気に入りました。
折りたたみ、片耳曲げなど、モニターヘッドホンとしての
機能を十分に考慮されていますね。
現在は、通勤時の持ち歩きに常時携帯しております。
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