例として 明日の朝起きたら いきなり日本人1200万人(大体人口の一割)が
いきなり感染して救急外来に殺到する仮定で考えてみます
このCOVID-19は 大体20%が重篤化する事が
これまでの諸外国での疫学調査で判っています
もしいきなり1200万人がCOVID-19に感染したら
そのうち20%が重篤化するとして大体240万人になります
病院の空きベッドもマンパワーもリソースも無限大であれば
致死率0.9%程度(今と同程度)まで抑える事ができるのですが
もし 病院の空きベッドが1万床しかないと仮定すると
残り239万人の方は まっすぐ棺桶行きです
結果として 母集団1200万人のうち239万人の方が亡くなられたとしたら
日本での致死率は 限りなく20%に近い値になります
COVID-19発生初期の武漢やイタリアで起きた現象が まさにこの現象です
要は 致死率は 医療の余力が充分である間は上がらないけど
ある閾値を超えて 医療のリソースの上限を超えると
そこからは重篤化する比率と同じ比率まで上がっていくわけです
今 ここの段階では
パンデミック=その社会が提供可能な医療リソースの量を超えて 感染者が増えていく状態
とお考えになっても そこまで致命的な間違いではありません
次に「実行再生算数」(RI)と言う 漢字の暗号みたいな言葉についてご説明します
↓
要するに
1人の感染者(発症する人もしない人も全部合わせて)が
「何人に感染させるのか?」
の数値なのですが
初期には大体2.6人だったのが
今のタイプは大体6.1人に強化しています
↓
1人の感染者が およそ6人に感染させちゃうわけです
そりゃ病床が逼迫する方が当たり前です
また このニュースにもあるように
コロナを優先すると 心筋梗塞や脳卒中などのように
非常に致死率が高く 急を要する患者さんのためのベッドが不足して
「本当なら救える人の命」を無駄にしてしまうのです
ハイここ試験に出ます
致死率は 医療のリソースに充分な余裕がある間は低いけど
医療のリソースよりも感染者数の方が多くなってしまったら
それ以降は重篤化率=致死率になる
その医療のリソースの余力の範囲内で感染者数のコントロールをするために
各国は対策を出してきているけど
日本だけがgo toみたいな 普通に考えて
「感染拡大策」
としか考えようがないことをしながら
河野曰く
「go toによる感染者189人」
という大本営発表をしている
「国民を愚弄している」
と考えざるを得ない発表を続けています
ここを見ておいてください
将来の歴史の教科書に残る話です
事実 今コロナとの戦いの最前線で踏ん張ってくれておられる
医療看護介護保育などの職種の方に go toが意味があると思いますか?
逆に上記の職種の皆さんが
ボーナス無し&減給
まで追い詰められています
私の友人に医師が7人
このうち1人がもうアメリカに移住済み
2人が年内に日本を捨ててアメリカに移住するために動いていて
2人が西欧に移住を検討しています
彼らに話を聞いてみると
今年の年収が500万強まで落ち込むとのことです
この状況で感染拡大が本格的になると
パンデミックオープンリーチです
「これまで」を見て「これから」を見ようとしないのは
愚か者のすることです
Twitterのハッシュタグが
#自民党は全員落とす
#安倍晋三の逮捕を求める
になっているご時世です
蛇足:
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6325235
自民「GoTo、大型連休まで延長」=菅首相、来週早々にも経済対策
普通に考えて go toの大型連休までの延長なんてしようものなら
確実に医療崩壊が起きて COVID-19初期のイタリアと同じ轍を踏むことになります
結論:
「騙されるな」 「自民党を疑え」
■国内の死者、1日最多の34人 重症者も9日連続最多に
(朝日新聞デジタル - 12月01日 20:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6327209
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