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2020年11月25日19:29

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(再掲載)パンデミックってなんやねん?

例として 明日の朝起きたら いきなり日本人1200万人(大体人口の一割)が
いきなり感染して救急外来に殺到する仮定で考えてみます

このCOVID-19は 大体20%が重篤化する事が
これまでの諸外国での疫学調査で判っています

もしいきなり1200万人がCOVID-19に感染したら
そのうち20%が重篤化するとして大体240万人になります

病院の空きベッドもマンパワーもリソースも無限大であれば
致死率0.9%程度(今と同程度)まで抑える事ができるのですが
もし 病院の空きベッドが1万床しかないと仮定すると
残り239万人の方は まっすぐ棺桶行きです

結果として 母集団1200万人のうち239万人の方が亡くなられたとしたら
日本での致死率は 限りなく20%に近い値になります

COVID-19発生初期の武漢やイタリアで起きた現象が まさにこの現象です

要は 致死率は 医療の余力が充分である間は上がらないけど
ある閾値を超えて 医療のリソースの上限を超えると
そこからは重篤化する比率と同じ比率まで上がっていくわけです

今 ここの段階では
パンデミック=その社会が提供可能な医療リソースの量を超えて 感染者が増えていく状態
とお考えになっても そこまで致命的な間違いではありません


次に「実行再生算数」(RI)と言う 漢字の暗号みたいな言葉についてご説明します

要するに
1人の感染者(発症する人もしない人も全部合わせて)が
「何人に感染させるのか?」
の数値なのですが
初期には大体2.6人だったのが
今のタイプは大体6.1人に強化しています

1人の感染者が およそ6人に感染させちゃうわけです

そりゃ病床が逼迫する方が当たり前です

また このニュースにもあるように
コロナを優先すると 心筋梗塞や脳卒中などのように
非常に致死率が高く 急を要する患者さんのためのベッドが不足して
「本当なら救える人の命」を無駄にしてしまうのです

ハイここ試験に出ます

致死率は 医療のリソースに充分な余裕がある間は低いけど
医療のリソースよりも感染者数の方が多くなってしまったら
それ以降は重篤化率=致死率になる

その医療のリソースの余力の範囲内で感染者数のコントロールをするために
各国は対策を出してきているけど
日本だけがgo toみたいな 普通に考えて

「感染拡大策」

としか考えようがないことをしながら
河野曰く
「go toによる感染者155人」
という大本営発表をしている

「国民を愚弄している」

と考えざるを得ない発表を続けています

ここを見ておいてください

将来の歴史の教科書に残る話です

次に ロイター通信の記事を転載します

焦点:コロナ「集団免疫」、ワクチンでの獲得期待に潜む落とし穴

https://jp.reuters.com/article/analysis-coronavirus-immunity-idJPKBN27Z0KG

世界各地の政府や当局者の間で、新型コロナウイルスワクチンが「集団免疫」をもたらしてくれるかもしれないとの希望の声が広がりつつある。人口の3分の2が免疫を獲得すれば、パンデミックを食い止めることが可能で、地域社会もしくは国全体を守ることができるとの計算も聞かれる。


しかし、こうした考え方には幾つかの「ただし書き」が付き、ワクチンが予防し得るかもしれないことにも多くの課題がある点から、そうした期待は間違いだと一部の専門家は警鐘を鳴らす。

ワクチンで新型コロナウイルスの集団免疫を達成する道を探るには、まず複数の要素を確定させなければならない。だが、どうにも分かっていない部分がある。

新型コロナウイルスの感染力は、本当のところどの程度なのか。最初に配布されるワクチンはウイルスの感染自体を止められるのか、あるいは発症や重症化を防ぐだけなのか。人口の何割にワクチンを接種するべきか。ワクチンは誰に対しても、同じ効果を発揮するのか。こうした問題は、まだ究明する必要がある。

欧州疾病予防管理センター(ECDC、ストックホルム)で公衆衛生上の緊急事態への準備・対応を専門とするヨセップ・ヤンサ氏は「集団免疫は個人を守るものだと誤解されるケースがある。集団免疫が存在するから自分は感染しない、と考えるのは適切ではない。集団免疫とはあくまで地域社会が守られる目安で、個々人をどう守るかということではない」とくぎを刺す。

ECDCが用いる集団免疫率(ある集団でどれぐらいの人が抗体を持てば、感染拡大が阻止できるかの指標)の推計モデルは最低67%だ。一方、ドイツのメルケル首相は今月、ワクチンないし感染を通じて国民の6割から7割が免疫を獲得すれば、行動制限を解除できるとの見解を示した。

世界保健機関(WHO)の専門家は、ワクチンによって集団免疫を達成する方法として、65─70%の接種率を挙げている。

英エジンバラ大学のエレノア・ライリー教授(免疫学・感染症)は「集団免疫の考え方は弱者を保護するためにある」と説明する。「ある地域や社会の人口の98%がワクチン接種を受ければ、そこではウイルスの数が非常に減少し、残りの2%も守られるという考え方だ。そこが重要な点だ」という。

<鍵を握る基本再生産数>

公衆衛生上の集団免疫率の計算で、根幹をなすのは「基本再生産数(R0=アールゼロ)」という概念だ。これは行動制限が特にない「平時」の環境で1人の感染者が、周囲の免疫を持たない何人に平均して感染させるかを表す。

ワクチンの有効性を100%と仮定すれば、集団免疫率の計算は1から1/R0を引き、これに100を掛ける。つまり非常に強力な感染症でR0が12かそれ以上なら、集団免疫率は最低でも92%必要になるが、R0が1.3の季節性インフルエンザであれば、わずか23%まで低下する。


ウィーン医科大学のビンフリート・ピクル教授(免疫学)は「問題なのは、たとえば予防措置が一切講じられずに、われわれが1年前には経験していたような普通の旅行や社会活動の状態に戻れば、新型コロナウイルスはどのぐらい急速に感染していくか、現時点で正確に分かっていないことだ」と述べた。

ピクル氏によると、現在も多くの国の社会活動などが平時とは程遠い状況にある。そのことを踏まえると、新型コロナウイルスのR0は「2ではなく4に近い」と想定する必要がある。ロックダウンを半分あるいは全面的に実施した状況でも、1.5前後はみておくべきだという。

新型コロナワクチンは米ファイザーPFE.Nと独ビオンテックBNTX.Oの共同開発案件や米モデルナMRNA.Oの案件では、いずれも有効性が90%強との治験結果が出てきている。つまり100%の有効性は期待できないということで、そうなれば集団免疫率に到達するハードルは一層高まる。

米ジョンズ・ホプキンス大学のセンター・フォー・ヘルス・セキュリティーのアメシュ・アダルジャ研究員は、米国での十分な免疫の目標は人口の70%超にワクチン接種を受けさせることになるが、ワクチンの有効性が低いということになれば、必要なワクチン接種率はさらに上がっておかしくないと付け加えた。

<感染を止められるか>


専門家がもう1つ重要とみなしているのは、ある政府が配布に選んだワクチンが、果たして感染を止められるかという問題だ。

今のところ、実用化される「第1世代」のワクチンは少なくとも症状の進行を防ごうというものであって、人々が新型コロナウイルスに感染して、知らないうちに他人にうつしてしまう可能性は排除できない。

英キングス・カレッジのペニー・ワード客員教授は「発症を予防することは、個々人にとっては価値があることだ。しかし、それはウイルスの拡散とワクチン未接種者の感染リスクを防ぐことにはならない」と懸念する。

ドイツのマインツ大学ウイルス学研究所のボド・プラクター教授は、特に呼吸器の感染症の場合はワクチン接種が多少、ウイルス拡散を減らす効果はあっても、ワクチンで完全に阻止するのは難しいかもしれないと語る。「ワクチンの接種を受けた人は、まき散らすウイルスの量が減るのは確かかもしれないが、ワクチン接種だけで(新型コロナの)パンデミックを封じ込められると想定するのは誤りだろう」という。

<弱者の直接保護を>


エジンバラ大学のライリー氏によると、こうしたことから、ワクチン接種を通じて新型コロナウイルスの集団免疫を獲得するという考え方を追求するのは、当面実を結ばないことが示唆される。

むしろ集団免疫の位置付けを完全に変えて、限られた数の第1陣のワクチン供給はそれを最も必要とする人々を守ることに使い、より身体が健康でウイルスに感染しても比較的大事にはならない可能性のある人々のことは心配しないといったアプローチが好ましいかもしれないという。

「弱者を守るために、その他大勢を守ることはいったん忘れよう、弱者を直接守ろうということだ」と訴えた。


(転載は以上です)


「ワクチンが出回ったらSARS-CoV-2感染症が終息する」→「大間違い」

と言うことを抑えておいてください









■医療体制「全国で崩壊の危機」 日本医師会長
(朝日新聞デジタル - 11月25日 18:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6319419
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