東京都の重症者基準

『重症者数は、「人工呼吸器か体外式膜型人工肺（ECMO（エクモ））を使用」とする都の基準で31人で、前日より2人増えた。』

東京都の重症者数データを、執拗に特別視しているようですね。
かなり前の日記に書きましたが、
東京都の重症者データは別に不適切ではありません。
特段、重症者数を低く発表しようとする意図など、無いと考えます。

その点に関連して、
主要都道府県の感染者数累計と死者数の変化を確認してみました。
変化は単純に2時点（A：６月７日午後８時、B：１０月２９日午後８時）です。
それぞれ、日経新聞朝刊（A：6/8、B：10/30）に掲載されたデータです。
そして、その間の期間死亡率（期間死者数÷期間感染者数）を試算してみました。

　　　　A：()内は死亡者---B：()内は同左----→増加数：()内は同左--期間死亡率
　東京：05,383（0,311）…30,677（0,453）→25,294（0,142）…約00.56％
　大阪：01,785（0,084）…12,473（0,237）→10,688（0,153）…約01.43％
　愛知：00,506（0,034）…06,081（0,094）→05,575（0,060）…約01.08％
　福岡：00,797（0,030）…05,188（0,101）→04,391（0,071）…約01.62％
北海道：01,104（0,090）…02,963（0,109）→01,859（0,019）…約01.02％
　沖縄：00,142（0,007）…03,274（0,060）→03,132（0,053）…約01.69％

東京都の感染確認者の死亡リスクは、
他道府県よりも圧倒的に低いのがわかります。
重症者数を低く誤魔化していいるなどといった憶測に妥当性はありません。

それにしても、死亡者の実数で比較で、大阪よりも小さかったのは意外でした。
試算してみるものですね。
そして、日本国内で危険な地域は、沖縄だと思います。
人口規模は、比較した中で一番小さいのですが、実数で北海道を抜いています。
死亡率では一番高い。福岡や大阪も高いですね。

手洗い、ウガイ、マスクの着用、心掛けていきます。




■東京都で新たに204人感染確認　2日連続200人台
(朝日新聞デジタル - 10月30日 15:34)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6288308