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2020年10月20日08:43

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延びた音の緊張感

昔OEK合唱団で歌っていた時に隣のアルトの女声から「××さんは音の最後が自然に弱くなっていくのでいいですね」と言われた。「大阪の合唱団で歌っていたらこうなるんですよ」と答えた。

同じ音で伸ばしていく場合にその消え方が難しい。合唱では基本的にはぎりぎりまで伸ばしながらデクレッシェンドしていくものだと思っていたが、声楽のレッスンを始めてからはそれじゃあかん、と言われた。

今高校生に自分が同じ事を言っている。高校生は音符通り伸ばしてブチッと切るか、音が下がってしまう。腹筋など体の使い方の問題が大きいが、そこをなんとかクリアしないと切れ切れの歌になってしまう。

「その歌い方だと緊張感がない。そこは2分音符になっているけど早めに切って十分なブレスをとって次の音を出して」(自分)

11月の声楽コンクールに向けて「木兎」をやり直しているが、先日youtubeで長く音を伸ばすのにクレッシェンドして緊張感を持ちながら次につないでいる歌を見つけた。自分が「木兎」を始めた頃に、師匠にそういう風に歌えと言われたのだが、その時はよくわからなかった。youtubeでもそういう歌い方をしている人がいなかったし、何よりデクレッシェンドして収めるものだと思っていたからだ。

師匠に言われたことをそのまま?高校生に伝える。自分ができもしないことを?笑えるな。


日本国憲法第2章第九条を守ろう!

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