発言で物議…デヴィ夫人がブログで説明と謝罪「深く反省しております」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6285398
金子みすゞ は「みんなちがって みんないい」そう書いた。
自分は前半部分しか肯えない。
そも「いい」とは、相対的なものいいであって、「みんないい」なら
「いい」も「わるい」も不要な世界だ。
実際は「世界はそうできていない」が故「ちがい」と同時に「いい/わるい」が
存在する。
自分は、近代というか現代的な価値意識で生きているため、
所謂、よい言い方でいうなら「敬虔な信者の素直な心情の吐露」は、ほぼほぼ
戯言に響くのだ。
どうしたって「価値観が相互排除的に作用する場」は
出来せざるを得ない。
「預言者を風刺したら首を斬り落とす」
なるほどそういう価値観もありますか、などと、自分はよく言わない。
ワイドショーの御意見番なるものに感心したことはない。
ひねった言い方を工夫してはいても、世間に阿った考えからはみ出すことは言わない。
どんな教えも自分を説得しない。
「永遠の命」「人生の目的」「幸福」そんな題目に興味を抱いたことが
一度もないからだ。
それらに焦がれて不可知の存在に縋るほど腑抜けではない。
異端審問で火焙りにされる時代でなくて、つくづく重畳である。
それこそが、「現代」の意義である。
「敬虔」は「不寛容」「異端への残忍さ」を内包している。
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