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2020年10月14日00:18

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太陽光発電の話

■原発事故の避難者訴訟、国・東電が上告 原告側も
(朝日新聞デジタル - 10月13日 15:38)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6266806

いつも読んでいる経済系メルマガより。
日本はいまだに原子力にしがみついている。時代遅れだ。

●国際エネルギー機関(IEA)は13日に公表した年次の世界エネルギー見通しで、太陽光発電が今後10年の再生可能エネルギーの供給拡大をけん引すると予想した。現在と条件が変わらないという前提で、再生エネは発電量全体の伸びの80%を占めると見込む。
IEAは既に発表された政策や目標を反映する中心的シナリオとして、再生可能エネが2025年までに石炭に代わり、最大の電力供給源になるとの見通しを示した。太陽光と風力の世界の発電量に占める割合の合計は2019年の8%から30年には30%近くまで上昇する見込み。太陽光発電能力は年平均で12%拡大すると予想する。
  ロイター 10月13日 
   __________

★2020年に資源開発投資は19%減少する見込みですが、太陽光や風力エネルギー向けの投資額が唯一プラス成長をするとのことです。

コロナ禍経済減速でエネルギー需要が大きく減ったこともありますが、石炭、石油などの化石燃料という、ESG主張者の反発を招く投資を、需要の無い中であえて進めようとする動機がないこともあります。

一番大きいのが、大規模太陽光発電、風力発電のコストが、化石燃料や原子力発電コストを大きく下回るようになったという、コスト面の変化です。

日本の発電の投資コストは世界の中のガラパゴス化していますので高いですが世界水準は5ドルkwhでしかありません。

天候変化による発電量の増減や夜間供給も、大規模蓄電装置が比較的安く作れるようになっているので、弱点も消えました。

電気自動車の世界生産量が年間2百万台になったことは、毎年、安価な大型中古バッテリーを仕入れることができるということであり、太陽光や風力等の再生エネルギー基地の蓄電が安価になることです。

コスト面での優位性が、太陽光発電が今後10年の最も多額の投資を受け電力供給の王様になるとIEAが認めたのです。

まだ多くの人が、太陽光発電を、「有害排出を出さないエコだから」「ESGブームの後押しを受けるから」と見がちですが、今人気なのは、経済原理通り「最も安価だから」という原則に沿った動きです。

そして、今後の動きは、安価な太陽光発電所の直ぐ傍に、データセンター等の大量電力使用施設を作ることになります。地産地消というわけです。
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