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2020年09月29日08:54

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LPを片っ端から聞いてみた17.Brand X

アナログプレーヤーを購入したので、家にあるLPをアーティストごとにアルファベット順で聞き直してみる企画。第17回目はイギリスの超バカテク・インストルメンタル・グループ、Brand X。

■Brand X/LIVESTOCK(1977年)
フォト

このジャケットはヒプノシス。
わかる。
※最近nuanceのわかちゃんが頻繁にブログを更新しているのでついこのフレーズが出てしまう(わかる人にはわかる)。

今回はひと言。
ストイック。
以上。

いちおう説明しておくと、Band Xは1975年に結成されたイギリスのインストルメンタルバンド。
ジャズでもない、プログレでもない、フュージョンでもない。
強いていえばフュージョン色が強いかもしれないが、甘ったるいところが一切なく、凡百のフュージョンよりもタイトでリズミカル(フュージョンについてはほとんど聞いていないので偉そうな事は言えませんが)。

このアルバムの時点でのメンバーは次の通り。
ジョン・グッドサル(ギター)
パーシー・ジョーンズ(ベース)
ロビン・ラムリー(キーボード)
モーリス・パート(パーカッション)
フィル・コリンズ(ドラム/5曲中3曲)
ケンウッド・デナー(ドラム/5曲中2曲)

フィル・コリンズ以外のメンバーは僕もよく知らないけど、みんなめっちゃ上手い。
(念のため言っておきますが、フィル・コリンズってあのフィル・コリンズですが、めちゃくちゃ上手いドラマーだったんですよ)
このアルバムはライブ音源なのだけど、本当にライブなの?と思うくらい。
ものすごい演奏を、当たり前のようにさらっとやってのける。
「どうだ、俺たちすげえだろ」とか、「盛り上がるぞ!ついて来い!」みたいな感じが一切ない。
そんなところが「ストイックだな」と感じる次第。
でも、B面ラスト、「MALAGA VIRGEN」でのベースとドラムのぶつかり合いは凄まじい。
クールなようでいて、じわじわと熱くなる。
そんなアルバムでした。
https://youtu.be/p59uqkuAUys

さて次回は大好きなBrave Combo。楽しいよ。
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