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2020年09月18日05:20

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心、霊

夏なのにあまり心霊番組見なかったなと思いyoutubeで心霊スポット巡りを見ていました。
怖がりなのでガチ系のやつより少し落ち着いた雰囲気のメンバーでトーク入れつつ安全にスポット探索する動画が好き!!

はい、と言うわけで心霊(?)について日記を書きたいと思います。
うちは怖がりだけど霊を見たり体感?しない限りは信じないタイプなのです。
だから…霊は存在しているんだなと…。



今から10〜15年くらい前、よく一緒に遊ぶ友人がいました。
彼女はうちと同じくハーフで割とサッパリした性格なのもあり気が合いました。
大阪で開かれた言語文化教育的なシンポジウムがあり、審査員として呼ばれた時に知り合った感じなん。
彼女のお母様が英語の先生ということもあり話しやすかったのもあります。
以後、彼女のことはY子とします。

Y子と遊ぶようになってから、彼女がとても強い霊感の持ち主だと知りました。
うちは霊なんて見たこともないし、テレビ番組の心霊特集を見てプルプルしてる人間なのもあり最初はよくわからず。
しかし、時折無口になったり、何かに怯えてるY子の姿を見て普通ではないなと…。
それでも心のどこかでは半信半疑だったり。

ある時、うちが京都好きなのもあってY子と一緒に旅行へ行きました。
お互い関西なので旅行というほどの距離ではないんですけどね。
いろんな場所を見て回る。その中でY子が玄関になっている壬生寺の鳥居をくぐった瞬間肩が重いと言い出し、ちょとお手洗いへ行くからドアの前に居てと告げられる。
壬生寺は真横に小学校があり、グラウンドと繋がっているのか小学生達がワイワイしてるなんとも明るい場所なんです。
Y子ったら考えすぎじゃないの?なんてクスクスしていると、カタカタと金属音が鳴り響く。
最初どこから鳴っているかわからず音のする方へ行くと、洗面所にある排水溝の金属カバーがカタカタしながら回っていた。
まるで、そこだけ地震が起きているかのように激しく。
Y子大変!早く出てきて!!と急かして一緒に洗面所へ行くと金属カバーが尋常ではないスピードで回りだし、最後は真上にポーンと跳ねて落ちた後元の場所へ戻りました。
Y子は何かがイタズラしたのかもねと言い、うちも驚きはしたものの嫌な気配はしなかったので興奮しながら凄いね!凄いね?!と喋っていました。
壬生寺を出るとY子が肩軽くなったよと教えてくれたのでホッとしました。

他には安井金比羅宮、通称縁切り神社へと向かう。
ここは何回か来たことがありました。その度に思うのは、鳥居が夕暮れに沈み、ドス黒い闇に覆われていくかのような感じがして気分が良くないのよね…と、苦笑いしながらY子に話しかける。その時Y子は「そう……」と一言呟き、真剣な眼差しでうちの顔を見ていました。

京都旅行いろんなことがあって楽しかったね〜。Y子とお茶しながら振り返っていると、靜は明るいからね、だからいろんなモノを引き寄せちゃうのよ。
よくわからなかったのでY子に詳しく尋ねると、うちはいいモノわるいモノ問わず引き寄せる体質らしい。
霊感の強いY子からすると一緒にいるだけで疲れる要因なのかもしれない。そう考えるととても悲しくなりました。
けど、うちは霊も見えないし霊感なんて…そう話すと、Y子が見えるだけが霊感ではなく、匂い、感触、色など別のことでも霊感は実感できると教えてくれました。
一つ不思議なことがあり、小さい頃から土地勘があるのかおとさんにドライブ連れて行ってもらった時、初めて通る場所でもこっちの道は静かな感じがするとはしゃぐと、こっちは墓地だよと教えてもらうことがあった。
逆によくない場所と思った時は赤く、燃えるような色に見えることがあったり。
Y子に教えてもらった内容は学ぶべきことが多くあり、己を見つめ直すきっかけにもなりました。



高校生の頃、友達繋がりで知り合った子と友達になってよく遊ぶようになったのです。
彼女はT子と言い、口下手ではあるものの芯の太い性格で話しやすく。
知り合って何年か経った時のことでした。
靜は覚えていないかもしれないけど、中学生の頃二年間同じクラスだったことをT子から告げられる。
それだけではなく、小学生の頃スイミングスクールでも一緒だったのにと。
少し照れながら話し始めたT子にごめんね、うち周りのこと全然見てなくてと謝る。
うちの謝る姿を見たT子はしょうがないな〜と許してくれました。
咄嗟に謝ったけれど、うちは例え10年以上前のことでも大事なことは一字一句間違えず記憶してるほどには人並みに記憶力はいいのです。
関わりがない、名前を覚える必要性が薄いとしても顔まで認識できないものなのか?
自分から見ている視点を逆算しても答えが出てこず、何かモヤっとした感情があったものの友人は笑って許してくれたからそれ以上考えないようにしました。
それから数年後の出来事でした。
T子とお茶してる時、SNSでイイネ凄くもらえて嬉しいんだ〜なんて楽しそうにしてるので、そうなんだ?良かったじゃないと相槌を打つ。
あまり興味なさそうな私を見たT子がこれだよとスマホを見せてきたので、わかったからと笑いながら見ていると…SNSの名前がうちの名前だったんですよ。
使われていた名前は、うちが商業ベースで数十年使っているモノで、仕事関係以外では数人しか知らないんですよ。
え、なんで…なんでT子が私の名前使ってるの!?
怒るでもなく、そっと問い詰めると「私ね、靜になりたかったの。小学校の時からずっとキラキラしてて、クラスの人気者で、なんでもできたでしょ? それに、ずっと一緒に居て仲良くなれたから…名前を使ってもいいかなって。」
嘘を付いてる様子でもなく、ただただ純粋な眼差しで私を見てくるT子。
私の名前で変なこと書いたりしてないよね…?念の為にもう一度問いただしてもそんなことはしてないと逆に笑われる。
名前は使っちゃダメと言い聞かせ、SNSはそれ以上チェックせずにスマホを返しました。

うちは小さい頃から汚い大人達をよく見てきました。ゆえに、そういった人間は対処しやすいんです。
逆に純粋な人ほど苦手で、心配にもなるしお節介を焼いてしまうことも。
T子が言ってるのは子供の頃に抱いた幻想を引きずっているにすぎません。
それが悪いとは言わないけれど、何故大人になっても切り替えできなかったのか…。
人の心とは数字で割り切れないん。
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