夢って現実を反映するよね

映画「糸」を観たせいか、夢に中学の時に好きだった子が出てきた。
僕は大学に入学することになって、その大学にはその子もいるという設定。
しかし、大学の教室というのが、まったく中学、高校のそれで、これは
たぶん僕が大学に行ってないので大学の教室を知らないためだと思われます。
そして、入学当日に試験があるというよくわからい状況で、よくわからない
ままに席について配られた試験用紙が、その用紙をあれこれと曲げたり、
透かしたりしないと、文字が読み取れないというこれまた意味不明の設定。
そして、その試験科目が「道徳」。
ここまで、彼女の登場は一切なし。
そして、場面は変わり、僕が彼女の家に電話をする場面。
電話は昔の黒電話「あの、中学の時に同級生だったヒロと言います、
〇子さんはおられますか?」
これは恐らく、彼女のお父さんはとても怖い人だという噂が当時あった
のでそれを反映していると思われる。
電話に出たお父さんは、「あぁ、今朝から猫のことで大変なんだ」と
よくわからないことを言いながらも娘に変わってくれる。
「もしもし、俺、ヒロ」「あぁ、ヒロなん」ザザッザザッ、ここから
雑音でまったく聞こえない「もしもし、もしもし、もしもし」
ザッザザ、ザザ。
カチャ、電話を切る僕。
普通ならかけなおして、なんかおかしいねとか、かかってくるのを待つ
とかだと思うんだけど、ここでは僕は、しょうがないなみたいな納得
をして、それっきりになるという、なんか中2感満載の幕引き。
夢で結ばれなかった人と結ばれるとか、上手く行かなかったことが
出来るとかあんまりないような気がする。
夢はいつもどこかで現実を反映していて、出来ないことは夢の中でも
できない。
僕の夢はいつもだいたいそうだなぁ。