観た映画　「愛と死の記録」　1966年日本

原爆症を題材とした映画にこんな作品があったのを知りませんでした。渡哲也さんを偲んで放映された「愛と死の記録」、吉永小百合さんとの初共演作品です。被爆孤児の渡さん（三原幸雄）が、ある時出会った吉永さん（松井和江）と恋に落ち、楽しい付き合いの日々も短い間に、渡さんが原爆症再発のため亡くなる。それまでに愛を育てた吉永さんは、後を追って自殺するという悲恋の物語。純愛ドラマなのですが、被爆というちょっと重い題材を取り上げているので、映画としてはイマイチでした。でも、若い渡さんと吉永さんは、いいカップルで魅力的でした。背景の広島・呉など私の故郷が舞台ですから、少年の日の風景を思い出して楽しんでい観ました。写真には、たぶん「長崎ぶらぶら節」で久しぶりの共演を果たした時のお二人の姿も入れておきます。





「愛と死の記録」　1966年日本
先日亡くなった渡哲也さんをしのんでの放送。吉永小百合との初共演作品。広島を舞台に、原爆症に苦しむ青年と彼にひたむきな愛をささげる女性との純愛を描く感動の物語。
番組内容：先日亡くなった渡哲也さんをしのんでの放送。吉永小百合との初共演となった純愛映画。昭和30年代後半の広島市。レコード店で働く和江は、印刷会社で働く青年・幸雄と偶然に出会い、恋に落ちる。毎日のように一緒に過ごす２人。しかし、楽しい日々は長く続かなかった。幸雄は、幼いときに原爆で両親を失い、自身も被爆していた。原爆症のため、入院することになった幸雄。和江は周囲の反対を押し切って、愛を貫こうとするが……。
出演者：吉永小百合，渡哲也，中尾彬，浜川智子，芦川いづみ，佐野浅夫，滝沢修　脚本：大橋喜一，小林吉男　監督：蔵原惟繕　音楽：黛敏郎　制作：1966年日活
映画　2020/08/21（金） 13:00　1時間33分01秒　BS 103CH　ＮＨＫＢＳプレミアム　ファインロング(HD)　2,474 MB