小6無事保護「動かずじっと」
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登頂を諦めたことが二度。
一度目は一関市（当時は東磐井郡室根村）の室根山遠足。
「鼻をつままれてもわからない」ほどの濃霧に見舞われ、引率の教師が下山を判断。
1975年くらい？
次は、神津島の天上山。男女それぞれ二人ずつで、海水浴から
ほぼそのままの格好で頂上を目指した。
猛暑だったが、飲み物は飲みかけのポカリスエット500�佞�PETボトルのみ、
登山道は木陰が一切ない状態。
7合目で諦めた。
1990年代の初め頃。
マンガや歌などで「諦めないこと」ばかりを称揚するけれど、
諦念が求められる場面は、山ほどある。
それにしても「子供のいない人に親の気持ちはわからない」的な
実体験絶対主義発言に触れるたび、「じゃあ、言えることの範囲って、めちゃ狭くなるよね」と言いたくなる。
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